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今と昔じゃ全然違う?!育児法の常識

一昔前に常識とされていた育児法や妊娠中の過ごし方も、今では全く当てはまらないものも多いです。

そんな今と昔の、考え方が変わっていった育児の常識を、いくつか比較してみたいと思います。

どんなことにも時代の流れというものがあり、育児の方法も、妊娠中の過ごし方も、それに当てはまります。

20年~40年前に育児をしていた親世代の育児法と、今のママ達の育児法では、生活習慣も違う今、常識と認識されているものにも相違が生じています。

そして、育児の先輩として、母親や義母に自信満々に昔の育児法をアドバイスされたり押し付けられ、悩んだりストレスが溜まってしまったりしている新米ママも多いようです。

どのような価値観の違いがあるのか、今と一昔前の育児法にたいする常識を比較してみます。

妊娠中の食事について

「お腹にいる赤ちゃんのためにも2人分食べろ」とたくさん食べさせられた。
妊娠中の過剰な体重増加は、妊娠高血圧症候群など様々なトラブルの元になるので、体重管理はとても大切。

昔は食事が質素で栄養価も低かったため、そのように言われていたが、現代は日頃から栄養バランスの良い食事を摂ることができているので、2倍食べる必要はないとされています。

つわりの時期について

昔は「つわりは病気じゃない」とされ、妊娠前と同じように家事等をさせられていた。
つわりがひどい時はできるだけ無理をせず、食べれるものだけ食べる。

ママの身体のためにも赤ちゃんの成長のためにも、身体をいたわり、水も飲めない状態の時は、点滴や入院の必要もあります。

抱っこについて

赤ちゃんが泣いているからと言ってすぐ抱っこをすると、「抱き癖がつく」「赤ちゃんは泣くもの」と言われてしまう。
抱き癖がつくということはなく、たくさん抱っこしてあげましょうと指導される。赤ちゃんは抱っこをされることで、安心感を得ます。泣いていてもいなくても、たくさん抱っこしてあげましょう。

赤ちゃんは抱っこをされることで、安心感を得ます。泣いていてもいなくても、たくさん抱っこしてあげましょう。

母乳について

母乳を良く出すために餅を食べろ、と言われた。
和食中心の低カロリーのものを進める病院もある。

これも、昔は普段の食事が質素で栄養価が低かったので言われたことで、今は普段の食事で十分な栄養を取れているので、それにさらに餅をプラスしてしまうと、乳腺が詰まって乳腺炎になってしまう人もいます。

また、脂っこい食事を摂るとおっぱいもドロドロの美味しくないものになってしまいます。

粉ミルクについて

一時期、母乳よりミルクの方が栄養がある、という時期があった。
ほとんどの病院が母乳育児を推進するくらい、母乳育児が主流になっている。

母乳には、赤ちゃんに必要な栄養素がたくさん含まれています。

一番最初に飲ませる初乳には、腸の働きを促進して便の排出を促したり、胎便に含まれているビリルビンが腸で再び吸収されるのを抑えてくれたりします。

そして、新生児黄疸を防ぐ効果もあると言われています。

赤ちゃんが泣くと、母や義母から「おっぱいが足りてないからだ、ミルクをあげて。」と言われ、困っているママさんも多いようです。

【参考URL】

離乳食について

遅くても5か月頃からには初め、慣らせるために2か月くらいから果汁を飲ませていた。
6か月以降からのスタートで十分。

今は、あまり早く離乳食を始めると、アレルギー発症の原因になるとも言われています。

また、離乳食を始める頃まで、母乳やミルク以外の飲み物、白湯や果汁は与える必要はないです。

まだ赤ちゃんの腸の消化器官が未熟なので、肝臓に負担をかけてしまうこともあります。

食事の与え方について

親が咀嚼したものを赤ちゃんに与える人もいた。
虫歯になるので、そういった行為はしない。

赤ちゃんの口の中には、もともとは虫歯になる菌はいません。
昔のような大人が咀嚼したものを赤ちゃんに与えたり、同じスプーン等を共有することにより虫歯菌が赤ちゃんにうつってしまいます。

授乳を止める時期について

1歳くらいでやめる(断乳)する人が多かった。
赤ちゃんが自然におっぱいから離れる(卒乳)まで与える人もいる。

昔は、おっぱいを長く与えていると虫歯のもとになったり、執着をしてしまってなかなか辞められなくなるので、母親のタイミングで授乳を止める人が多かったです。

しかし今は、赤ちゃんがおっぱいを吸うことで安心感を得る、大切なスキンシップでもあるので、2.3歳でもまだ吸わせている人も多くいます。

授乳をしていると、ママは飲む薬を制限されたり、栄養を赤ちゃんに摂られるために体調を崩しやすくなったりすることもあります。

ご自身の体調や考えの元、卒乳や断乳をしましょう。いつまでに辞めなければならない、ということはありません。

おむつを外す時期

1歳半までには外すのが主流。
3歳から4歳くらいまでに外せれば十分。

昔は布おむつだったこともあり、早目におむつを外させていたようです。しかし、まだ1歳過ぎの赤ちゃんは、自分で膀胱括約筋をうまくコントロールできません。

また、膀胱に十分おしっこを貯めることができません。これらができるようになるのは2歳過ぎくらいと言われてるので、おむつを外すトイレトレーニングは、そのころ頃からで十分と言われています。

車の乗せ方について

抱っこで十分。
チャイルドシートに乗せる。

昔はチャイルドシートがなかったのでしょうがないかもしれませんが、祖父母たちは抱っこしたまま車に乗ったり、泣くとすぐチャイルドシートから出そうとしたりします。

しかし、今は赤ちゃんの安全性を考え、今は車に乗せる時はチャイルドシートに乗せる事が常識です。

道路交通法では、6歳未満の子供を車に乗せる時は、原則としてチャイルドシートの使用が義務付けられています。

寝かせ方について

頭の形が良くなる、と、一時期うつぶせ寝が流行った。
SIDS(乳児突然死症候群)の一つの要因と考えられ、しないよう指導される。

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分で寝返りをうつこともできません。

そんな状態でうつぶせ寝にしてしまうと、窒息してしまうこともあり、現在の育児法では、うつぶせ寝は推奨していません。

両親や義両親と意見が食い違ったときは

自分の妊娠・出産・育児の経験から考えても、これだけの違いがあります。

両親や義両親、特に母親や義母は、育児の先輩として、良かれと思って色々と世話を焼いてくれたりもしますが、あまりに今の育児法と違い、戸惑ったり、それがストレスとなる新米ママも多いようです。

自分の親に対しては遠慮なく自分の意見を言えますが、それゆえに喧嘩になってしまう事もあります。

義両親には、気を使って思っていることをなかなか言えない人も多いと思います。今は、女性男性関係なく、夫婦で協力して子育てをしていく時代です。

なかなか今の育児方法を受け入れてもらえず、両親や義両親とうまくいかないような時は、「医師から言われた。」と説明したり、育児書を見せたりするのも良い方法かもしれません。

力を入れすぎずに育児をしましょう

新米ママも、完璧にしようと神経質になりすぎたり、育児書に頼りすぎたりせずにしましょう。

昔から言われていることで、良いこともあります。時には親世代の声に耳を傾ける心の余裕も必要です。

育児を助けてもらうこともあるでしょうし、お互いに歩み寄り家族みんなで育てていけるといいですね。

赤ちゃんが1歳なら、ママも1年生です。今も昔も変わらないことは、赤ちゃんにたっぷりと愛情を与える、ということです。

【参考URL】

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