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卒乳?断乳?~母乳育児の終わらせ方とスムーズに行うコツについて~

母乳育児をしているママにとって、母乳育児の終わりを決めるのは悩みのひとつになることが多いです。

卒乳にするか、断乳にするか。タイミングや方法は?母乳育児の終わらせ方についてまとめました。

卒乳と断乳の違いって?

断乳や卒乳という言葉は、育児をしているママはよく耳にする言葉だと思います。この二つの違いはどういったものでしょうか。

卒乳について

卒乳とは、赤ちゃんがおっぱいを自然に卒業する、という意味です。

以前は、1歳を過ぎたら授乳を止めて、離乳食をたくさん食べてもらうようにしよう、という指導があったようですが、最近では、赤ちゃんが飲みたいと思っている間は飲ませてあげる、卒乳の時期がくるまで授乳を続ける、という考えのママが増えてきています。

また、産院などでも、そういった方針を教えるところも増えてきました。

これは、授乳は赤ちゃんに栄養をあげるというのが一番の目的ではありますが、おっぱいは赤ちゃんにとって安心できるものだからです。

離乳食を食べるようになってくると、だんだんと母乳を飲む量は減ってきます。

しかし、不安になった時や泣いてしまった時、眠る時など、おっぱいを口に含むと赤ちゃんはとても落ち着き、精神安定の役割を果たします。

こういったことからも、赤ちゃんが自然とおっぱいから卒業するまで、無理に引き離すことはせずに、授乳するママが増えてきています。

2,3歳で卒乳する子が多いようですが、中には5歳くらいまで子どもが完全にはおっぱいから離れなかった、という人も、私の身近にもいましたよ。

食事を理解してごはんが美味しいと思えるようになったり、遊びなど夢中になれるものが出てくることで、自然とおっぱいから離れていきます。

断乳について

断乳は、ママ側の何らかの理由で授乳を止めることを指します。
その理由は

  • 保育園に預けるため、粉ミルクに移行したい、離乳食を始めているので授乳を止めたい
  • 薬を飲まなくてはいけなくなった
  • まったく離乳食を食べてくれない
  • 歯が生えておっぱいを噛むようになった
  • おっぱいに執着して授乳回数が減らず、ママの体力的に授乳を続けられない
  • 添い乳(おっぱいをあげながら寝かしつけること)しており、夜中に何回も起きてしまう

など、人それぞれです。

断乳の目安

ママの急な病気などやむを得ずすぐ授乳を中止しなければいけない場合は仕方ありませんが、保育園に入る前までに断乳するなどの場合は、余裕を持って計画的に断乳を進めます。

断乳をする目安として一般的に言われているのは

  • ママと赤ちゃん、二人とも体調が良いこと
  • 1歳を過ぎ離乳食が始まっていること
  • 一人歩きができていること
  • 引っ越しで生活環境が変わるなど、赤ちゃんが不安定になっている時期は避ける

などがあります。

断乳の方法について

断乳方法はたくさんあるので、断乳の理由やママの状態、その子に合った方法をみつけましょう。いくつか紹介します。

少しずつ減らしていく

授乳間隔を少しずつ開けていったり、あげる回数を少しずつ減らしていきます。離乳食の進み方に合わせて行いましょう。

離乳食後いつも授乳していたら朝と夕だけにしたり、寝る時だけにしたりと調整することで、赤ちゃんも段々と慣れていきますし、急に止める時と比べて母乳が作られる量も少しずつ減ってくるので、おっぱいトラブルも少なくて済みます。

言い聞かせる

ママの言葉を理解しているのならば、「もうおっぱいとバイバイしようね」などと、言い聞かせなる方法も効果がありますよ。

最後の授乳の時も「これが最後のおっぱいだからね。いっぱい飲んでいいよ。」と話しかけながら、本人が口を離すまであげてください。

終わりと決めたら、きっぱり止めます。

おっぱいに絵を描いたり絆創膏を貼る

ごはんもしっかり食べていてほとんど飲んでおらず、ただおっぱいをくわえているなど執着しているだけの場合は、おっぱいに鬼などの怖い絵を描いたり、絆創膏を貼って「もうおっぱいないよ。」と言い聞かせる方法もあります。
【参考URL】

断乳をスムーズに行うコツ

しっかりと計画を立てる

授乳を止めて数日は、ずっと泣いていたりなかなか寝てくれない、ということも多いです。

ママ一人で対応していたら、心が折れてまた授乳を再開してしまった、という話もよく聞きます。

断乳を決行する日は、連休などを利用して、パパなど家族にも手伝ってもらえるように計画しましょう。

水分補給の水やお茶に慣れさせる

離乳食時や寝る前に、おっぱいではなく水やお茶を飲む習慣をつけます。いつもおっぱいで対応していた時間を、水やお茶に移行させるようにします。

早めに布団に入り部屋を暗めにする

遊んでいて興奮状態からすぐ布団に入っても、スムーズに寝ることはできません。部屋を少し暗くして早めに布団にはいり、リラックスして眠れる環境を作るようにします。

抱きしめたりトントンする

添い乳で寝かしつけをしていた赤ちゃんは、眠りに入るきっかけとなるおっぱいがなくなりなかなか寝つくことができません。

一緒に布団に入って、優しく声を掛けながら抱きしめてあげたり、トントンしてあげて寝かしつけます。

これは根気がいる作業ですが、段々とおっぱいからトントンや手をつなぐことが寝るきっかけに変わってきますので、ママもとことん付き合ってあげましょう。

ひたすら寝たふりをする

隣でいつまでも遊んでいる時は、ママはひたすら寝るふりをしましょう。そのうち諦めて寝てくれるようになります。

断乳する意味をしっかり考えよう

先にも述べましたが、おっぱいは赤ちゃんにとって単なる食事ではなく、精神安定にとても大きく関わってきます。

おっぱいを吸うことで、とても安心します。断乳を行う場合は、その意味を今一度考えましょう。

仕事復帰で赤ちゃんと長時間離れなければいけない場合や薬の飲まなくてはいけないなどのやむを得ない場合は、仕方がありません。

それぞれ事情がありますので、その時は赤ちゃんがかわいそうと自分を責める必要はありませんよ。

もし、ママにまだ余裕があり、授乳を止めても止めなくてもいいかな、という時は、無理に止める必要はなく、卒乳という方法を考えてもいいと思います。

ママの体調をしっかりと考慮して

授乳は、ママの身体にとっても負担が大きいです。

栄養をどんどん摂られてしまいますし、添い乳で寝ている赤ちゃんは、授乳を止めた赤ちゃんより夜中に起きる回数が多いとも言われています。

赤ちゃんがしっかりとごはんを食べられていて、かつ育児に支障が出ているくらい負担な場合は、断乳して他の方法でたっぷりと愛情をあげましょう。

私の場合は、一人目は抱っこで寝ていて添い乳をしていなかったのもあり、1歳過ぎにあっさりと授乳が終了しました。

しかし、二人目は添い乳をしていたので寝る時はおっぱいを口にふくまなければ眠れませんでしたし、粉ミルクを一切受けつけてくれなかったので、粉ミルクに移行することもできませんでした。

上の子と喧嘩したりと何か嫌なことがあり泣くと、すぐおっぱいに逃げてきました。とても執着していたんですね。

それでも、授乳することで安心するならと卒乳を考えていましたが、あまりに執着が強く、夜中も何回も起き私の体力がもたなくなったので、断乳することにしました。

3歳過ぎのことです。もう十分言葉も分かっていたので、何日も前から「もうおっぱいバイバイだよ。」と話し、さらに絆創膏を貼って、子供が服をめくっても「おっぱいはもうないよ。」と言い聞かせました。

このように、それぞれ状況は違います。先輩ママに体験談を聞くのもいいと思いますよ。授乳をしている時間は、ママにとっても愛おしい時間ですよね。

ご自身の都合で授乳を終わりにする場合は、心が痛む時もあるかもしれませんが、卒乳、断乳どちらが良い、というものでもありません。

一度止めると決めて実行したら、絶対に意思を通してください。

一度止めたのにまた再開したら、赤ちゃんもとまどってしまいます。そして、大切なのは、どちらの場合も、授乳以外でもしっかりと愛情を伝えてあげるということです。

たくさん抱きしめて、笑って、今しかない時間を大切に過ごしてくださいね。

【参考URL】

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