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妊娠を望む時には、まず基礎体温表をつけてみよう

1.基礎体温とは何か正しく理解しておきましょう

基礎体温というのは、朝目覚めた時に安静にしたまま計測した体温のことをいいます。

成人女性の平熱はだいたい35.5度~36.5度くらいですが、食事や入浴等の活動によって変動し、その幅は1度程度です。

引用:妊娠したいコム 図版参照

つまり、平熱が36.5度の人なら、1日の間に36度~37度くらいの間で変動するということです。

基礎体温は、朝目覚めた時にそのまま測るため、基本的に人が起きている中で最も低い体温であり、活動の影響を受けていません。

言い換えると、体温測定の前に朝起きた後に布団から出てしまったり、起き上がってしまったりする等の動作を行うと、その活動が体温に影響を与えるため、基礎体温を正確に測定することはできません。

活動の影響を受けずに正確に測定された基礎体温は、その日の身体状況や体内で生じている女性ホルモンの変化を反映します。

身体で起きている微細な変化を把握するために、基礎体温は基本的に36.○○度といったように小数点下2ケタまで測定できる体温計を用います。

2.基礎体温をつけることで何が分かるの?

基礎体温は女性ホルモンのバランスを教えてくれる

基礎体温をつけることで、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)といった女性ホルモンが正常に分泌されているかということが分かります。

年齢にもよりますが、これらの女性ホルモンが正常に機能し身体や精神の状態をコントロールしていることで、生理(月経)や妊娠、出産ができます。

2つの女性ホルモンが正しく分泌されていると、1回の月経周期の中で基礎体温は低温が続く状態(低温相・低温期)と高温が続く状態(高温相・高温期)とに比較的きれいに分かれます。

この低温相と高温相の境目となるポイントで基礎体温が最も低値になる日があり、その日の周辺で排卵が起こっていると推定されます。

引用:荘田レディースクリニック 図版参照

低温相ではエストロゲンが優位に分泌されていますが、排卵を迎えると女性の身体は妊娠のための準備に入ろうとプロゲステロンの分泌が増加し、その結果として身体に水分を溜めこもうとしたり、精神的に不安定になる、イライラしたりするといった身体の変化が起こります。

基礎体温で排卵日や月経、それに伴う体調変化等の予測ができる

基礎体温をつけていると、自分の月経周期が把握できるようになりますので、次の生理予定日を予測できたり、だいたいの排卵日を予測したりすることができます。

月経前や排卵日周辺は女性ホルモンに大きく変動があるため、腹痛や頭痛等の身体的不調や精神的に不安定になる等の症状を経験したことがある方も多いと思います。

引用:リプロダクションセンター 図版参照

そのような時に、前もって予測ができると、大事な約束や予定を設定する際に役立ちますし、準備をしておくことができます。

また、月経周期が安定していれば、何カ月も先の排卵日まで推定することができるので、妊娠できる可能性がある日にパートナーに仕事の都合をつけてもらったりすることにも役立つでしょう。

そろそろ生理が来るはずなのに、基礎体温が高いと思ったら妊娠の初期症状であったことが判明するということもあります。

他にも、水分を溜めこんだり脂肪をつけて妊娠に備えようとする高温相はダイエットしようと思ってもなかなか効果が得られない期間だったりするので、効果的なダイエットの時期を把握することにも役立ったりします。

【参考URL】

3.基礎体温表のつけ方を覚えましょう

まずは、基礎体温表の購入ですが、ドラッグストアで婦人体温計とセットで売っているものもあれば、体温表のみで売っているものもあります。

体温表だけなら、100~200円程度で購入できる物が多いですし、私の場合はレディースクリニックで無料配布している物を貰ったので比較的安価に手に入れることができます。

とりあえず試してみたいという方であれば、体温表を無料でダウンロードできるホームページもありますし、表計算やグラフ作成ソフト等を使えば自分で簡単に作れるので、そちらもおすすめです。

基礎体温をつける上で大事なことは、基礎体温の変化とそれに伴って身体や心の状態がどのように変化しているか知ることなので、体温をただつけるだけではなく、イベントや身体・心の状態、症状等も記載するようにしましょう。

具体的には、月経開始日や終了日、性交渉をもった日、通院した日、検査結果、おりものの量・性状、腹痛や頭痛、イライラ等の症状・程度、風邪をひいている日といった内容になります。

また、毎日だいたい同じ時間に測定することで、より正確な変化を見ることができますし、起床と就寝のリズムがきっちりとしていると身体や精神を安定させ、妊娠しやすい環境を作ることができるので、規則正しい生活を心掛けたいものです。

4.基礎体温はつけ続けることが大事!

基礎体温の測り忘れや記録忘れを減らそう

基礎体温は、1回の月経周期で低温相と高温相がしっかり2相となっているか、それぞれの相が一定期間あるか等その変化を見ていくものなので、1日や1週間等の短期間だけつけてもあまり意味がありません。

つけ続けることで、次回の月経や排卵日等が予測できるようにもなってくるので、できれば習慣化したいところではありますが、忘れずに毎日測る、記録をするというのは意外に難しいことです。

そこで、つけ続けるための工夫をしてはいかがでしょうか。

目覚まし時計やアラームに使っているスマホの上に体温計を置いて寝る、測定値を記録してくれる体温計や基礎体温表と体温計が一体となっている商品を使う、スマホと連動している体温計を使う等である程度測り忘れやつけ忘れを防ぐことができます。

また、測定に10分程度の時間を要するような正確さを追求した体温計から、忙しい方のために秒単位で推測値を表示してくれるような物までありますので、自分自身の生活スタイルや性格に合わせて準備すると良いでしょう。

基礎体温を測り忘れた時に気にしないことも大切

色々な工夫をしていても、寝坊した朝やアラームが鳴る前に起きたという朝には測り忘れることだってあり得ます。

そのような時に大切なのが、あまり気にしないということです。

完璧主義な方や若い方に多いそうですが、一旦挫折してしまうと、その行為自体を完全に止めてしまうことってありますよね。

例えば、ずっとダイエットを頑張ってきたのに、何かの拍子にお菓子を大量に食べてしまったら、後悔しつつもう駄目だと自分を責め、何カ月も続けてきたダイエット自体を止めてしまったりすることがあります。

基礎体温も同じで、1日つけ忘れると測定自体を止めてしまう方がいるのですが、せっかく頑張ってきたのですから長い期間のたった1日と割り切って継続したいものです。

5.ストレスを溜めないように気をつけましょう

基礎体温の測定は1 日に数分で済むような簡単なことだと思われがちですが、妊活や不妊治療を長期間頑張っている者にとっては、こんな事をして本当に意味があるのか等ストレスの種になりやすいものでもあります。

不妊治療中の友人が、基礎体温のつけ忘れが多く、医師から本当に赤ちゃんが欲しいのだったら頑張って下さいと注意を受けたという話を聞いたことがあり、基礎体温が非常にストレスだとも言っていました。

幸いにも、私が通っていたクリニックの医師は、ストレスは妊娠を妨げるから、ストレスを溜めるくらいなら基礎体温をつけない方がいいという方針だったので、ゆるい気持ちで続けることができました。

その間3ヶ月以上基礎体温をつけなかった期間もありますし、適当な値を書いたことも1度ではありません。

私ほど適当な測定をするのもどうかとは思いますが、頑張り過ぎてストレスを溜めてしまっては、本当の目的から遠ざかってしまうこともあります。

ぜひ、力を入れ過ぎず、まずは基礎体温の測定を軽い気持ちで始めてみてはいかがでしょうか。そして、穏やかな気持ちで妊活を続けていただきたいと思います。

【参考URL】

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