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高齢妊婦さんに難産はつきもの?

高齢妊娠ってリスクが高いの?

晩婚化が進んでいる今、高年妊娠(高齢妊娠)や出産もめずらしくない時代となりました。

それに伴い不妊治療をする夫婦も増えています。

これは国や地域から助成を受けることもでき、内容も充実しています。

よく、年齢があがるにつれて「難産」の可能性が高くなりやすいと聞いたことはありませんか。

それ以外の原因もありますが、実際35歳未満の妊婦さんに比べると、リスクは確かに高いようです。

高齢出産における難産のリスクには何があるのか。それらを知っているだけでも、妊娠中に気をつけていけることや、早めの対策をとることができるのではないでしょうか。

高齢で妊娠するとは?また、それによる「難産」についてご説明します。

やった。妊娠できた!

堺雅人さんと菅野美穂さん。

美男美女同士の結婚で話題になりました。

2015年の8月には男の子を出産し、37歳の高齢出産・初産ということもマスコミでよくとりあげられていました。

“5人に1人が高齢出産”といわれていていますが、その裏で高齢による不妊・流産の確率も高く、治療を受けている人も少なくありません。

“妊活”という言葉もよく使われていて、今では専用の雑誌などもあります。

「やった。妊娠できた!」という喜びと同時に、「高齢出産になるけど、おなかの赤ちゃんは元気に育ってくれるだろうか。」「スムーズにお産が進むだろうか。」などと、不安が頭をよぎってしまう方もいるのではないでしょうか。

【参考URL】

高齢妊婦さんに難産がつきものってホント?

高年(齢)妊婦とは、35歳以上で出産を迎える妊婦さんのことをいいます。

35歳未満の妊婦さんに比べると、実際妊娠している間や分娩の時に、さまざまなトラブルが起きやすくなるといわれるのは事実です。

自然分娩ももちろん多いですが、帝王切開や吸引分娩など、何らかの処置が必要になることも多くなります。

“高齢出産だと起こりやすい”といわれる「難産」には、どのようなものがあるかみていきましょう。

高齢出産で起こりやすい3つの「難産」

① 頸管熟化不全(けいかんじゅくかふぜん)

頸管(けいかん)とは、子宮の入り口4㎝位の範囲で、筒状になった部分です。ここは子宮の中から赤ちゃんが出ていく道になります。

引用いそいち産婦人科医院 図版参照

この頸管は普段は硬いのですが、陣痛が始まると、それに伴ってだんだん軟らかくなっていきます。子宮から赤ちゃんが出ていきやすくする為です。

頸管は最初、鼻の硬さぐらいです。陣痛が始まると徐々に唇の硬さになっていきます。
子宮の入り口が完全に開いて、赤ちゃんが出てくる準備ができると、頸管はマシュマロのような軟らかさになります。

このように頸管が軟らかくなっていくことを「頸管の熟化」といいます。

しかしスムーズに頸管が熟化していかないで硬いままになってしまうことを、「頸管熟化不全」といいます。高齢妊婦さんに多くみられています。

こうなると、陣痛はあるのに赤ちゃんがなかなか産道を通ることができず、痛みが強くなり過ぎたり、分娩時間が長くなり過ぎたりしてしまいます。

このように痛みが強くなりすぎることを「過強陣痛(かきょうじんつう)」といい、なかなか産まれず、分娩時間が長くなることを「遷延分娩(せんえんぶんべん)」といいます。

いずれも「難産」に分類されます。

② 軟産道強靭(なんざんどうきょうじん)

引用:インターネットホスピタル 図版参照

軟産道とは、子宮の入り口、頸管の下から会陰までの道をいいます。

赤ちゃんが子宮の入り口から出てきた後に、そこから外へ出ていくまでの通り道のことです。

この軟産道が軟らかくならずに、伸びなかったり狭いままだったりすると、赤ちゃんがなかなか通れません。

そうなると①と同じで「過強陣痛」や「遷延分娩」などの「難産」になってしまいます。

③ 微弱陣痛(びじゃくじんつう)

これは、弱い陣痛が長く続く状態をいいます。その為、分娩がなかなか進まない「遷延分娩」に移行してしまいます。

微弱陣痛のおもな原因は
  • 子宮やお母さんが疲労してしまう
  • 大きな不安など、心理的な理由
  • 骨盤の大きさよりも赤ちゃんの頭が大きい
  • 羊水が多すぎる(羊水過多)
  • 軟産道強靭
  • 子宮筋腫

この中で特に高齢出産が原因でなりやすいのは、「羊水過多」と、②でも説明した「軟産道強靭」、そしてもう1つは「子宮筋腫」です。

羊水過多

羊水が多くなる原因の1つに「妊娠糖尿病」があります。

妊娠している・していないに関わらず、加齢に伴って女性ホルモンの低下や生活習慣が原因で「高血圧」や「糖尿病」などの生活習慣病を発症する人が増えます。

生活習慣病予備軍の状態にある人が妊娠することによって身体に負担がかかり、将来発症するはずだった「糖尿病」などを、妊娠中に引き起こしてしまうことがあります。
このような妊娠中の糖尿病を「妊娠糖尿病」といい、妊娠合併症の中でも多くを占めています。

子宮筋腫

引用:日本産科夫人科学会 図版参照

女性ホルモンが関係している病気です。

女性ホルモンは年齢とともに減っていきます。

筋腫は、このホルモンが減るにつれてできやすくなる病気です。

高齢妊婦さんが増えた今、子宮に筋腫をもちながら妊娠・出産する人も増えてきました。

まずは体力づくりから

いかがでしたか。今や35歳以上で分娩している人はたくさんいます。いろいろな意味で注意は必要ですが、それに伴って医療技術も進歩しているので過剰に不安がる必要はありません。

「難産」のリスクを乗り越え、安産に近づく為にも、まずは体力づくりから。
分娩に向けて体力を養い、ストレスを発散させ、可愛い赤ちゃんに出会えるまでの妊娠生活も楽しんでいきたいですね。

【参考URL】

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