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妊娠初期に気をつけたいこと

妊娠期間は約10ヶ月間ですが、初期・中期・後期により、気をつけたいこと等が変わってきます。今回は妊娠初期に気をつけた方が良いこと、妊娠初期の過ごし方等について説明します。

妊娠初期とは

妊娠初期は、妊娠4週から15週のことを言います。

安定した生理が来る人で、生理が遅れて3日から一週間位で妊娠に気づく人が多いですが、その時点で妊娠2週目あたりになります。

今の検査薬は高性能なので、検査薬で調べれば妊娠しているかどうか、高確率で確認することができます。

しかし、子宮外妊娠等の可能性もあるので、産科を受診する必要があります。

あまり早い段階で受診してもまだ胎嚢(胎のう)や心音を確認できないので、妊娠4~6週あたりに受診するとよいでしょう。胎嚢(胎のう)と赤ちゃんの心拍が確認されると、妊娠確定となります。

妊娠初期の症状について

生理開始予定日あたりは、個人差はありますがイライラしやすかったり、胸が張ったり、熱っぽくなる、肌が荒れる、などの症状が現れることがあります。

生理前の症状と似ているので、この時期には妊娠に気づかない人も多いです。

初期流産について

初期流産の確率は、10%から15%と言われています。妊娠8週あたりを過ぎると、その確率は1%~2%とぐっと低くなります。

初期流産はママのせいでもなく、だれでも起こり得るものです。-もしこの時期に流産してしまったとしても、今回はうまく育たなかっただけなので、自分を責める必要は全くありません。

高齢出産の場合、この初期流産の確率が約25%と、少し確率があがります。

妊娠初期に特に気をつけること

この時期はまだ安定していないので、様々なことに対して注意が必要です。

妊娠初期は、4週に一度、産科を受診することになっています。

しかし、出血をしたり、オリモノに血が混ざっていたり、腹部が痛むなど、何が異常を感じた時は、受診日でなくても診察をしてもらうようにしましょう。

また、市販の薬を服用する場合や、妊娠前から服用している薬がある場合は、医師に報告してください。

つわりについて

つわりの平均的な時期は、妊娠8週から11週頃がピークで、その後だんだんと落ち着いてくると言われています。

しかし、つわりも個人差があり、妊娠5週あたりから始まる人もいれば、出産するまでずっと続く人もいます。

症状も様々で、吐いてしまう人や、吐かないけど常に船酔いのような気持ち悪さが続く人、食べつわりといって、何かを食べている時だけは気持ち悪さが治まるけど、それ以外は気持ち悪さが続く人などがおり、同じ人であっても、一人目と二人目でつわりの症状が変わることも多いです。

あまりに症状が重く水分も摂れない人は、受診する必要があります。脱水症状を防ぐために点滴をしてもらったり、さらに重症の人は入院になる場合もあります。

つわりの時期は味覚も変わるので、食べられるもの、食べたいものを食べて良いと言われています。しかし、食べつわりで食べ過ぎて急激に体重が増加してしまうと、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になることもあるので、注意が必要です。

検診時は毎回体重測定をしますが、そこで急激な体重増加がみられると、医師や助産師から注意を受けることでしょう。妊娠後期は赤ちゃんがぐっと大きくなる分、体重も増加します。

そのことも頭に入れて、妊娠初期から体重のコントロールをすることは大切です。つわりでうまく食事が取れない場合は、酸味のある食べ物やさっぱりとした料理が食べやすくておすすめです。

【参考URL】

運動について

妊娠初期は特に流産の可能性も高いので、激しい運動は避けます。

自転車も子宮を刺激するので、妊娠中ずっとに言えることですが、避けた方が良いです。

運動は安定期に入ってからにしましょう。

無理をぜすにリラックスした環境でゆったりと過ごすようにしましょう。

リラックスするために

自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。

読書をしたり音楽を聞いたり・・・

アロマを炊いてリラックス効果を得るのも良い方法ですが、ラベンダー、カモミール、ローズ、ローズマリー等、中には使用を避けた方が良い香りもあるので、注意が必要です。

子宮収縮を促してしまう香りもあります。

積極的に摂りたい食品

妊娠中は、バランスの良い食事を摂ることが基本ですが、中でもタンパク質とカルシウム、ミネラルは特に摂取してもらいたい栄養素です。

タンパク質は体を作る上で欠かせない栄養素です。赤ちゃんの発育のため、そしてママの健康を維持するためにも、毎食取り入れるようにしましょう。

野菜を多めにするのはもちろんのこと、肉や魚を摂取することも大切です。肉や魚が苦手な人は、豆製品を多く摂り入れるようにしてください。

大豆製品(豆腐や納豆、豆乳など)には、タンパク質やミネラルが豊富に含まれています。また、葉酸は、先天異常(無脳症や二分脊椎など)のリスクから守ってくれたり、赤ちゃんの栄養不足を予防してくれたりする効果があります。

葉酸を多く含む食品は、ブロッコリーやほうれん草などがあります。

サプリメントを利用するのもよいと思います。

避けたり控えたりしたい食品

妊娠中は避けた方がよい食品がいくつかあります。

生もの、特に生肉 細菌やトキソプラズマへの感染リスクがあります。
チーズ カマンベールなどの柔らかいチーズやブルーチーズなど、カビの生えたチーズは、リステリア属細菌などがあり、流産や早産、死産の原因になる場合があります。
まぐろやカジキなど、魚の中には高レベルの水銀を含むものがあり、赤ちゃんの成長を妨げます。
多く食べないように気をつけた方が良いでしょう。
カフェイン カフェインは、大量に摂取すると尿からカルシウムを排出する量を増やします。
そして、胎盤を通して胎児へと、カフェインが送られてしまいます。赤ちゃんの肝臓は、大人の私たちとは違いまだ未熟なので、うまくカフェインを排出できません。
その結果、長い期間体内にカフェインが残ってしまうので、赤ちゃんのからだに大きな負担をかけます。
カフェインの含まれている飲み物は、コーヒーやお茶、紅茶、そしてコーラやココア、栄養ドリンクなどにも含まれています。
一日コーヒー1,2杯くらいなら問題ないと言われています。デカフェを利用するのも良いでしょう。ハーブティはノンカフェインのものが多いです。ノンカフェインのコーヒーならタンポポコーヒーやノンカフェインのお茶ならタンポポ茶あたりも良いでしょう。
アルコール アルコールも、胎盤を通して胎児へ直接届きます。
妊娠中に飲酒をすることで、赤ちゃんが奇形になったり、未発達児や未熟児、それから、健康を損なった状態でで産まれてくるリスクを高めます。

そして、赤ちゃんが「胎児性アルコール症候群」なってしまう危険性もあります。
胎児性アルコール症候群は、アルコールの影響を受けて赤ちゃんの発育が遅れたり、発育が不十分になったりする結果、言語や学習に障害を持って産まれるなど症状が出てしまうことを言います。
少量なら問題ないとも言われますが、飲まないに越したことはありません。
タバコ 食品ではありませんが、妊娠したら喫煙はやめましょう。
ニコチンには血管を収縮させる作用があり、妊婦さんの体内の血流を悪くします。
また、酸素が体内に十分な量が運ばれない可能性が増加するため、妊婦さんの血液中の酸素が不足し、そのため、赤ちゃんに運ばれる酸素も不足する可能性があります。
喫煙をすることで、子宮の収縮が起こりやすくなったり、子宮や胎盤の血液循環が悪くなったりします。
また、胎盤の機能が低下し、流産や早産、前置胎盤や胎盤早期剥離などの発生率のリスクが高まります。

気をつけたい感染症

妊娠4週から20週に初めて風疹に感染した場合、赤ちゃんが難聴、白内障や緑内障、心臓疾患を起こすことがあります。
風疹にかかった記憶がなかったり、免疫(抗体)が十分にない人は注意が必要です。抗体検査は産婦人科でできます。
水ぼうそう 今までに水ぼうそうになったことのない妊婦さんが感染すると、まれにではありますが、皮膚の収縮や、赤ちゃんに眼の異常が起きることがあります。
トキソプラズマ 生肉や、猫のフン、土などに存在する原虫です。妊娠中にトキソプラズマに感染すると、ごくまれではありますが、胎児に影響が出る可能性があります。
ペットを飼っている人は、フンの片付けなど衛生面に気をつけてください。
リステリア菌 食品を介して感染する食中毒菌です。妊婦んは妊娠してない人よりもリステリア菌に感染しやすいです。
また、感染すると赤ちゃんに影響が出ることがありますが、加熱することで予防できるので、生の食品はできるだけ避けた方がよいでしょう。

まとめに

こうやって挙げてみると、気にしなければいけないこと、辞めなければいけないことなども多く、それがストレスになってしまうこともあるかもしれませんが、赤ちゃんのことを一番に考え、リラックスして過ごすようにしましょう。

ホルモンバランスも変わり、色々なことが気になったり心配になったりもするとは思いますが、あまり気にしすぎず、楽しい気持ちで過ごせるとよいですね。

【参考URL】

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