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妊娠3ヶ月の赤ちゃんの様子について

妊娠3ヶ月目に入ると、それまで胎芽と呼ばれていた赤ちゃんは胎児と呼ばれるようになります。

そして、様々な器官が形成されていき、エコ-で見るお腹の赤ちゃんは、どんどん人らしい形になっていきます。

そんな、妊娠3ヶ月目の赤ちゃんの様子をまとめてみました。

妊娠3ヶ月とは

引用:キズナエイド  図版参照

妊娠3ヶ月は、妊娠8週、9週、10週、11週を指します。

この1ヶ月で、お腹の赤ちゃんは、手足を動かせるようになったり、胎盤から栄養をもらい、羊水の中に尿を排出したりと、どんどん人らしくなります。

大きさも、この1ヶ月で、2センチから5センチくらいへと成長します。

8週目の赤ちゃん

8週目から、赤ちゃんは胎芽から胎児と呼ばれるようになります。

赤ちゃんは約2センチ、重さは約3グラムの大きさになっています。

これまでは自力で栄養補給をしていた赤ちゃんですが、胎盤とへその緒が形成されると、ママから栄養補給をするようになります。

身体は、今まで軟骨だった骨が、しっかりとした固い骨へと変化していき、背骨も発達してきて、椎間板が形成され始めるのもこの時期です。

また、赤ちゃんのお顔には、まぶたが現れ、鼻らしきものも形成されていきます。手も伸びてきて、肘の部分が曲がるようになります。

指の原型も形成されてきます。脳や筋肉など、神経系統が発達し、手足や身体が動くようになります。しかし、まだ小さすぎるので、子宮壁にはほとんど当たらないため、ママが胎動を感じるのはもう少し先です。

9週目の赤ちゃん

9週目の赤ちゃん:指が一本一本はっきり見えますね。

胎児は約20ミリから約40ミリの大きさになります。見た目が人らしくなってきます。水かきのような手から、指が一本一本離れて、爪も形成され始めます。

9週目には、心臓の形成がほぼ終了します。ですから、検診では、しっかりとした心音を聞くことができると思います。
赤ちゃんの心拍数は、大人の約2倍の速さです。検診で力強い心音を聞き、命が宿っていることをより実感する時期かもしれませんね。

また、9週目には生殖器の形成も始まります。しかし、まだ超音波で性別を判断するのは難しいです。

10週目の赤ちゃん

10週目の赤ちゃんのエコー写真

赤ちゃんの歯が作られ始めます。

また、髪の毛の元のようなものも形成されていきます。

それから、まぶたが発達していき、目が閉じるようになります。

身体は、今までは皮膚が透明で血管や内臓が見えていましたが、皮膚が厚くなり、それらがだんだんと見えなくなっていきます。

妊娠11週目の赤ちゃん

3Dで見た11週の赤ちゃん

赤ちゃんは約5センチ、約15グラムの大きさまで成長しています。

手足が長さを増してきて、胎児は頭・胴体・足の3頭身になり、より人らしい姿になってきます。

胎動を感じなくても、検診時に行う超音波エコー検診で、赤ちゃんが起きていれば、動き回る赤ちゃんを見ることができるかもしれませんよ。

この時期からは、超音波検査で赤ちゃんの大腿骨長や児頭大横径などの数値を測定するようになります。

「日本人の基準値」と比較しながら、赤ちゃんの発育を診ていきます。

11週目は、甲状腺や膵臓、胆嚢が完成して、膵臓からはインスリンの分泌が始まる時期でもあります。また、腎臓が活発化してくることにより、羊水に尿を排出できるようになります。

尿の排出量は、妊娠が進むにつれて増えていきます。赤ちゃんの排尿する周期は20分から45分おきと言われています。

赤ちゃんは、体内で羊水を浄化し、尿として排泄します。ですから、羊水はきれいな状態のままです。そして、赤ちゃんは、基本的にはお腹の中では排便をしません。

その他の発達としては、口を動かして、あくびができるようにもなっています。それから、これまでへその緒にあった腸の大部分が下腹部へと移動してきます。

消化器官が発達して徐々に機能するようになるので、消化の練習をお腹の中で始めるようになります。各臓器が完成するのもこの時期で、これ以降には、器官に欠陥などが発見されることはあまりないようです。

【参考URL】

初期流産について

初期流産の約80%がこの妊娠3カ月(11週目)までに起きています。赤ちゃんがどんどん成長していく時期でもありますが、ママは無理をせず、出血や腹痛など異変を感じた時はすぐに産婦人科を受診するようにしましょう。

激しい運動や必要以上の家事、夫婦生活も避けておいた方がよいでしょう。体を冷やさないようにしたり、規則正しい生活をするよう心がけます。

バランスの良い食事をし、心も安定するよう、リラックスして過ごすようにします。

例えば、「車に積もった雪を下ろすために高いところに手を伸ばしただけで流産してしまった」、という人もいるくらいです。

重い物を持ったり、高いところに手を伸ばしたり、また、長時間立ちっぱなしでいるようなことも避けましょう。

流産は再発率が約15%もあります。ですから、流産経験者はなおの事注意して過ごします。

この時期に気を付ける事

妊娠3カ月目は、子宮がグレープフルーツくらいの大きさになり、人によってはお腹の膨らみを感じ始めるようになります。ママは、できるだけ身体を締め付けない、ゆったりとした服装をするようにしましょう。

そしてどの季節であっても、身体が冷えないように、身体を温めるようにしてくだいね。手足など末端の冷えまで注意するようにします。

赤ちゃんは、ママの身体を巡った血液が最後に届くので、ママが冷えていたら赤ちゃんに冷たい血液が送られてしまいます。

また、赤ちゃんはまだ小さい分、温度にも影響を受けやすいと言われています。

実際に赤ちゃんに届けられる血液の温度が温かいと、流産や先天性異常の確率が少なくなる、とも言われています。

お腹を冷やさないためには、腹巻がおすすめです。

私も、妊娠中は季節関係なく愛用していました。服装だけでなく、冷たい飲み物を飲みすぎたり食べ過ぎたりして、身体を冷やさないように注意してください。

まだあまり身体に変化が出ていない時期なので、それまでの服でも十分だと思いますが、経産婦さんは初産の妊婦さんよりもお腹が出てくるのが早いです。

今はオシャレなデザインのマタニティ服もたくさんあるので、オシャレを楽しみつつ、身体をいたわる格好をするようにしてくださいね。

マタニティ服にこだわらなくても、スパッツやレギンス、チュニックなどゆったりした服装なら、手持ちの服でも対応できます。

まとめに

妊娠3ヶ月目は、つわりが落ち着いてくる人も多く、また健診の超音波検査でどんどん人らしく、そして動く赤ちゃんを見ることができる時期でもあるので、より妊娠の実感も湧き、気分が上向きになる人も多いと思います。

しかし、まだ安定期前ですから、つわりが終わったからといって、たくさん動いたりと無理をするようなことはせず、赤ちゃんを想った行動をするようにしてくださいね。

また、つわりが終わったら、本格的に食事の栄養面を考え、同時に体重コントロールにも取り掛かるようにしましょう。

ご自身の食べた物から赤ちゃんへと栄養が運ばれますので、バランスの取れた食事をしっかり摂るようにしましょう。

また、つわりが終わると一気に食欲が出てきてついつい食べ過ぎてしまう人もいますが、急激な体重増加は母体にも良くないですし、太り過ぎは難産の原因にもなります。

妊娠後期は赤ちゃんがぐんと大きくなるので、その分いくら気を付けていても体重は増えます。そのことも頭に入れて、まだこの時期の急激な体重増加は避けるように気を付けてください。

安定期はもうすぐです。注意点を忘れることなく、楽しいマタニティライフを送ってください。