赤ちゃんようこそ.com > 妊娠中期(5~7ヵ月) > 妊娠5ヶ月目の赤ちゃんの様子について

妊娠5ヶ月目の赤ちゃんの様子について

妊娠期間もちょうど折り返し地点になり、妊娠5ヶ月からは安定期になります。赤ちゃんは、皮下脂肪がつきよりふっくらとしてきて、お腹の中で良く動くようになり、耳も聞こえるようになります。

そんな5ヶ月目の赤ちゃんの様子をまとめました。

妊娠5ヶ月目について

引用:キズナエイド 図版参照

妊娠5ヶ月目は、妊娠16週、17週、18週、19週を指します。

赤ちゃんの大きさは、約25センチになり、体重は、約280グラムに成長します。

妊娠5ヶ月目の赤ちゃんは、頭が身体の三分の一を占め、三頭身になります。

妊娠16週の赤ちゃん

妊娠16週からは安定期に入ります。

この時期の赤ちゃんは、80グラムから120グラムくらいにまでに成長しており、身体の全ての関節が完成しています。

触覚ももうすでにあります。自由に手足を動かせるようになり、さらには、耳も聞こえるようになります。

そして、赤ちゃんの脳もどんどん発達し、物事を記憶する機能も出てきます。ですから、この脳の発達により、ママのストレスも感じるようになるのです。

ママのストレスやイライラが溜まると、分泌されるアドレナリンが過剰になり、血液を固めてしまう働きを持っています。

そのため、酸素や栄養が胎盤へ行かなくなってしまい、赤ちゃんが苦しい思いをしてしまいます。この時期に赤ちゃんに苦しい思いをさせ続けると、記憶能力があるため、出産後もその影響がでる可能性があります。

ママは、できるだけ穏やかに過ごすようにしてくださいね。

妊娠17週の赤ちゃん

17週の赤ちゃん:ふっくらとした身体つきに

この時期の赤ちゃんは、100グラムから150グラムくらいになり、身長も120ミリから170ミリに成長しています。

ちょうど手のひらに乗るくらいの大きさです。

赤ちゃんの身体にも脂肪がつき、ふっくらとしてきます。

エコー検査では、整った耳や鼻、唇や顎など、顔のパーツが確認できるようになります。

それから、不要になった細胞や、消化器官で分泌されたものが、赤ちゃんの便になり、腸に溜まるようになります。

そして、17週には、赤ちゃんの性別が判明する人も多いです。エコー検査時に赤ちゃんが足を交差していたり、背中を向けていたりと、角度よって見えないこともあるので、判明するのがもう少し先になる人もたくさんいます。

妊娠18週の赤ちゃん

引用:たまプラーザの産婦人科 図版参照

この時期の赤ちゃんは、体重が200グラムから280グラムほどに成長し、身長も160ミリから200ミリに成長しています。

胎盤が完成して栄養が順調に赤ちゃんに送られているため、赤ちゃんは急激に成長します。

胎盤が糖分を優先的に赤ちゃんに送るようになります。

ですから、赤ちゃんは糖分をエネルギー源にするようになります。

その一方で、ママは赤ちゃんに糖分を渡す分、低血糖になりやすいので、集中力が続かなくなることもあります。

その糖分をお菓子などで補おうとすると一気に血圧が上がってしまう事があるので、糖分を摂る時は、お菓子よりは果物からとるようにしましょう。

それから、この時期の赤ちゃんは、さらに耳が発達して、内耳が完成します。お腹の外の音に敏感になり、さらに、低い音や高い音の違いもわかるので、お母さんの声とお父さんの声の違いがわかるようになっていますよ。

また、脳の神経回路の完成が近づいており、赤ちゃんは自分の意思で身体を動かすようになります。お腹の中ではあちこちと動き回っているので、胎動を良く感じられるようになりますよ。

心臓は4部屋に分かれて機能し、絶えず拍動をしています。性別が分かり、女の子の場合は子宮や卵管、膣が完成します。

19週の赤ちゃん

この時期の赤ちゃんは、250グラムくらいになり、頭からお尻までの長さ(頭殿長(とうでんちょう))も108ミリから116ミリに成長しています。

赤ちゃんの胎動は、お臍(へそ)の下あたりで感じることが多いですが、赤ちゃんが逆子になっている場合は、お臍の上あたりに胎動を感じたり、膀胱に鈍い痛みがあったりします。

この時期に逆子であっても、妊娠30週くらいまでには自然に逆子でなくなることも多いので、まだ心配はいりません。

この週くらいからは、口から肛門まで続く消化管から、様々な消化液を分泌し始めるようになります。これは、栄養吸収システムが出来上がった、ということを意味します。

そして、19週になると、腎臓や膀胱も完成します。肌の色も白っぽい色から肌色に近づいてきて、より人らしく、健康的な見た目になってきます。

他にも、皮膚を保護する為に、全身に胎毛と呼ばれる 産毛が生え始め、髪の毛や眉毛、まつ毛や爪も生えてきます。

【参考URL】

胎動を通じてコミュニケーションをとってみましょう

一度赤ちゃんにお腹を蹴られたら、ママも一度話しかけてみる、二度お腹を蹴られたら、ママも二度話し掛けてみる。

といったことを繰り返していると、段々と赤ちゃんとコミュニケーションを取れるようになっていきますよ。

赤ちゃんの海馬(かいば)がこの頃には発達しているので、お母さんの合図を覚えてくれるのです。

臍の緒(へそのお)について

胎盤と赤ちゃんを繋いでくれている臍の緒は、捻じれながら成長していきます。赤ちゃんの成長が良い時は、臍の緒は太くなり、ママが高血圧症候群などのトラブルがあった時などは細くなり、赤ちゃんが小さく生まれる傾向があります。

臍の緒には、三本の血管が通っています。

2本は、赤ちゃんから胎盤へ戻す二酸化炭素や老廃物を含んだ血液が流れるが臍動脈(さいどうみゃく)で、もう一本は、栄養や酸素がいっぱいの血液が胎盤から赤ちゃんへと流れていく臍動脈です。

臍帯過捻転(さいたいかねんてん)について

臍の緒は、ぐるぐると捻じれているものですが、この捻じれが強すぎる状態を、臍帯過捻転と言います。

そして、逆に捻じれが弱く、ほとんど捻じれていないような状態を、臍帯過少捻転(さいたいかしょうねんてん)と言います。

どちらも、そのままにしておくと赤ちゃんに血液がうまく送られない原因となり、胎児死亡や胎児発育不全、分娩中の胎児の状態悪化、新生児仮死などに繋がることがあります。

赤ちゃんの胎動に関係しているようですが、詳しい原因はわかっていません。多くは妊娠20週から臨月の間に起こることがありますが、それ以前でも起こることはあります。

治療法や予防法もありませんが、検診時には、臍帯過捻転になっていないかも先生はチェックしますので、検診はきちんと受診するようにしましょう。

妊娠後期に発覚した場合は、「経過観察」か「帝王切開で早期出産」かを選ぶことになるでしょう。

胎動を感じているか、毎日確認しましょう

胎動を感じるようになったら、「今日も元気に動いているかな?」と、毎日確認するようにしましょう。

赤ちゃんは、大体20分間隔で寝たり起きたりしています。

昨日まで胎動を感じていたのに、丸一日胎動を感じなかったり、安静にして胎動に意識を集中させていても、一時間に一回も胎動がなかったりするような場合は、病院に行って診察を受けるようにします。

中には、残念ですが突然死してしまう場合もあります。

適度な運動を始めましょう

安定期に入る頃には、流産の確率も低くなり、つわりも落ち着いて体調も安定してくるので、運動を始めるには良い時期です。

激しい運動は避けた方がよいですが、体調に合わせながら、ウォーキングをしたり、マタニティヨガをしてみたりしてはどうしでしょうか。

気分転換にもなりますよ。

産院によっては、病院でマタニティヨガ教室やマタニティビクス教室を定期的に主催しているところもあります。

その場合は、医師が参加してよいと許可をされた人だけになるので、許可が下りれば安心して運動することができますね。

逆に、体調が優れなかったり、出血があったり、子宮口が柔らかく安静を指示されている人は、安定期に入ったからといって動き過ぎずに、赤ちゃんとママと体調を第一に考えて行動するようにしましょう。

最後に

ついにマタニティライフも折返し地点にきましたね。体調が落ち着くことで精神的にも落ち着き、また胎動を感じたり性別がわかることで、よりママとしての実感が湧く時期でもあります。

これから妊娠後半に向かって、赤ちゃんはどんどん成長するので、ママのお腹もどんどん大きくなってきますよ。

検診がまだ1ヶ月に1回で不安になることもあるかもしれませんが、一番動ける時期なので、したいことや準備しておきたいことなどを、この時期に済ませておくとよいかもしれませんね。