赤ちゃんようこそ.com > 妊娠後期(8ヵ月以降) > つらい妊娠後期のむくみを撃退!妊娠後期のむくみの原因と対策

つらい妊娠後期のむくみを撃退!妊娠後期のむくみの原因と対策

妊娠後期に入り、赤ちゃんが育っておなかがどんどん大きくなってくると、妊婦さんの身体への負担もまた、大きくなってきます。

それに加えて、妊婦さんの約半数以上の方が、むくみに悩んでいるという調査結果もあります。

むくみがひどいと「妊娠高血圧症候群」の兆候である場合も。決して見過ごすことはできません。

今回は、そんな妊娠後期のむくみの原因と対策方法についてお話していきたいと思います。

妊娠中にむくみやすくなるのはなぜ?

妊娠すると、「足首がなくなった」「指輪がきつくなった」「いつも履いていた靴が入らなくなった」という方が大勢います。

医学的にはむくみは「浮腫」といい、身体の皮下組織に血液からしみ出た余分な水分が溜まっている状態をいいます。

ふくらはぎを親指で押してみて、白くへこんだ部分の戻りかたで判断することが一般的です。

妊娠後期の妊婦さんのむくみの原因としては

  • 体内を流れる血液量が妊娠前の約1.4倍に増える(妊娠30週をピークとして)
  • 血液の流れをスムーズにして、おなかの赤ちゃんに大量の血液を送れるように、血液中の水分(血漿)が約30%増える。
  • 大きくなる赤ちゃんによって、骨盤内が圧迫され、下半身の血液が心臓に戻りにくくなる

という大きく3つの原因があります。

ですから、妊娠前にはむくみなんて悩んだことがなかったという人でも、妊娠中、特に後期に入るとむくみを感じてしまうのは、ある程度はしかたがないことなのですね。

むくみは「妊娠高血圧症候群」の兆候である場合も

妊娠後期には多くの妊婦さんにみられるむくみですが、注意が必要なケースがあります。

それは、

  • むくみが一晩寝て起きた翌日も解消されず、強くなっている場合
  • 尿量が極端に減った場合
  • 頭痛、吐き気、めまい、倦怠感を感じる場合

です。

こうした症状が見られた場合には、「妊娠高血圧症候群」の疑いがありますので、早急に医師の診察を受けるようにしましょう。

【参考URL】

むくみを撃退!予防と対策

それでは、どのようにしたら、むくみを予防できて、また解消することができるのでしょうか。日常生活のなかで気を付けられることをいくつかご紹介します。

1. ずっと同じ姿勢でいることを避ける。

デスクワークをしていたり、立ち仕事をしていたりで、ずっと同じ姿勢を取り続けてしまうのは血行が滞りがちになります。

妊娠中はできるだけ、避けるようにしましょう。適度な休憩をはさんだり、軽い運動などを取入れるようにしましょう。

足の裏のツボを刺激するグッズを使ったり、青竹踏み、アキレス腱を伸ばすストレッチ、軽めのお散歩などがおすすめです。

また、マタニティーヨガやスイミングなども、医師や、ご自分の体調と相談して、取り入れてみるのもよいでしょう。

2. 身体を冷やさない工夫をする。

冷えはむくみの大敵。冬はもちろん、夏でも靴下を履いて足を冷やさないようにしましょう。

特に5本指のソックスはおすすめです。血流がとても良くなる実感がありますよ。

また、夏でもシャワーだけで済ませたりするのはNGです。

湯船にちゃんとつかって、身体全体を温めて、血液の循環をよくするようにしましょう。足浴や、半身浴もおすすめです。

3. 横になるときは足を高くして

寝るときや少し横になって休憩をとるときには、20~30cm足を高くして横になると、足のほうに下りてきている血液が心臓のほうに戻るのを助けてくれます。

妊娠後期になると、私もそうでしたが、仰向けで寝るのがつらくなる方もいらっしゃると思います。ご自分が楽な姿勢を見つけて、足を高くして寝てみてください。

また、むくみ対策のために作られた着圧ソックスも効果がありますよ。リンパや血液の流れを良くするように設計されていますので、ご自分に合ったものを見つけてみてください。

4. マッサージをする

足の甲から足の裏、ふくらはぎをリンパの流れにそって、マッサージするようにします。

膝の裏にはリンパ節があるので、そこを指で圧迫したり、もみほぐしたりしておきます。

そして足首の方から上に向けてふくらはぎをマッサージしましょう。

最後にリンパ節に流すようにすると、効果がありますよ。

ただ、おなかが大きくなってくると、自分でこのマッサージをするのは大変。パートナーにお願いしてみるのはいかがでしょうか。

または、マッサージグッズを活用するのも一手です。私はpanasonicのレッグリフレという商品を活用しています。

空気の力でマッサージしてくれるものなので、妊婦さんにも安心です。でも念のため、お医者さまに確認してみてくださいね。

5. 食事に気をつける

塩分の摂り過ぎはむくみの大敵!余分な水分を溜めこむ原因にもなります。食事の塩分を減らす工夫をしましょう。

間違っても、ラーメンやポテトチップスなんて、食べ過ぎないでくださいね。

  • レモンやお酢などで酸味をつけて、醤油や塩での味付けはなるべく避けましょう。
  • 塩分の多い味噌汁よりもカリウムたっぷりのトマトスープにしてみましょう。

カリウムを多く含んだ食品を摂るようにしましょう。

カリウムには、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出してくれる働きがあります。

積極的に取り入れるようにしたいですね。

カリウムの多い食品としては緑黄色野菜、果物、ナッツ、豆類、海藻類、いも類などがあります。

アボガド、納豆、切り干し大根、きな粉、里芋などには多く含まれていることが知られています。毎日の食事に上手に取り入れて、むくみ知らずの身体にしていきましょう。

また、ノンカフェイン利尿作用のあるお茶を飲むのも効果的ですよ。黒豆茶、とうもろこし茶、ルイボスティーなどが飲みやすくておすすめです。

私も悩みました

私も妊娠8か月に入るころから、むくみに悩まされました。

特に午後、夕方近くなると足の甲からふくらはぎにかけてぱんぱんになり、足がだる重くなりました。

そんな時は、オットマンの上にクッションを置いたりして、足を挙げて座るようにすると少し楽になりました。

おなかが大きくなっているので、自分で自分の足のマッサージはなかなかできません。あぐらをかいて座り、足の裏からふくらはぎを、下から上へ血液を上半身に戻すような気持ちで、マッサージしていました。

夜、眠るときは、抱き枕を使って、なるべく足を上げるようにして寝ていました。仰向けに寝ると苦しくなるので、横向きに寝ていました。

定期健診ではむくみは±、蛋白尿も±でした。食事は、果物や野菜を多めにして薄味を心がけるようにしました。

運動しても大丈夫な妊婦さんなら、日中20分ほどの軽いお散歩ができると、とてもいいと思います。

気分転換にもなりますし、むくみ予防になります。おなかが大きくて身体の重心の位置が変わってきているので、無理しないで、ゆっくり歩くように気をつけてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?むくみ対策に取り入れられそうな方法は見つかったでしょうか?

妊娠中は、女性の身体が自分でも信じられないほどどんどん変わっていきます。自分の身体の声に耳を傾けて、決して無理をしないように心がけてくださいね。

多くの妊婦さんが体験する、妊娠後期のむくみですが、妊娠という身体のメカニズムの中で、ある程度は自然な身体の変化です。ただし、重症化しないよう早めに対策をして、上手に乗り切っていきましょう。

【参考URL】

関連記事

  1. 前期破水と早期破水は何がどう違うのか
  2. 妊娠10ヶ月目の赤ちゃんの様子について
  3. 妊娠10ヶ月目のママの様子について
  4. 妊娠9か月目の赤ちゃんの様子について
  5. 逆子体操の効果を上げるために押さえておきたいコツ
  6. 妊娠9ヶ月のママの様子について
  7. 妊娠8ヶ月の赤ちゃんの様子について
  8. 妊娠8ヶ月目のママの様子について
  9. 妊娠後期に起こりやすいむくみを予防する対策とは?
  10. 後期つわりとは?気になる症状と対策方法