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妊娠初期の悪阻(つわり)の原因と対策について~つわりに良い食べ物~

ドラマで女性が「吐き気がして、酸っぱいものが食べたくなる。」と言いだせば、次に予測されるのは「妊娠」ですね。

全員ではありませんが、妊娠初期には、変わったものが食べたくなる・むかむかする・吐くという症状が現れます。

これが悪阻(つわり)です。

私も、ラーメン屋さんの前を通った時に、急に濃い味のラーメンがどうしても食べたくなりました。でも、家でカップメンを作って食べたら、全部戻してしまいました。いつもと違う胃の感じに「これが噂の・・・」と思いました。

妊娠初期のつわりの症状はいつからいつまで?

つわり期間は、だいたい、妊娠初期の妊娠4週~6週で始まり、16週頃には良くなります。

人によっては、もっと短い期間で終わる方もいますし、妊娠後期まで続くという方もいます。

最も辛い時期は、10週前後と言われていますが、これも個人差があります。

妊娠初期のつわりはどんな症状?

一言でつわりといっても、人によって症状はまちまちです。

消化器症状
  • ムカムカする、吐き気
  • 嘔吐
  • 唾液がとまらない
風邪のような症状
  • だるい
  • 微熱がでる
  • 頭痛
  • 眠い

また、匂いに敏感になり、電車などで香水の匂いでムカムカと吐き気がしたり、ご飯の炊ける匂いで気持ち悪くなったりすることがあります。

とにかく、何か食べていないと気持ちが悪い、逆に何も食べられないということもあります。

妊娠初期のつわりも悪化すれば病気

つわりが悪化し、脱水症状や、栄養不足の状態になることを妊娠悪阻(にんしんおそ)といいます。

  • 一日中吐いている
  • 何も食べられない
  • 水分も摂れない
  • 尿が少ししかでない

といった症状がある場合は、治療が必要ですので受診しましょう。

妊娠悪阻(にんしんおそ)の診断基準と治療法

妊娠悪阻(にんしんおそ)の診断基準は

  • 吐き気や嘔吐が長引く
  • 体重が5%以上減る
  • 尿ケトン体値が陽性

の3つです。ケトン体とは体内のブドウ糖が不足すると、肝臓の脂肪酸から作られる物質です。

ケトン体が増え、尿に排出されるということは、低栄養の指標になります。妊娠悪阻の治療は点滴で、水分や糖分、ビタミン類を補います。通院で済む場合もありますが、入院が必要な場合があります。

妊娠初期のつわりの原因

つわりの原因ははっきりとしたことは、わかっていません。

妊娠に伴う体内環境の変化に身体がついていけないことによっておこるとされています。

体内環境の変化とは、一つはホルモンの分泌です。妊娠するとhCG(ヒト絨毛ゴナドトロビン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)といったホルモンがたくさん分泌されます。

このホルモンが吐き気を誘発したり、嗅覚を敏感にしたりするのではないかといわれています。

もう一つは自律神経のバランスが崩れることです。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスでなりたっていますが、このバランスがくずれ、交感神経が優位になりすぎてしまうことが考えられます。

この他にも赤ちゃんに対するアレルギー反応ではないかという説もあります。

つわりの予防には妊婦用マルチビタミン

ビタミンA1、B1、B2、B6、B12 、C、D、E、葉酸、ミネラルなどが入っている「妊婦用マルチビタミン」を受精前から通常の量を服用することで、つわりの予防になるという報告がいくつかあるようです。

ただ、ビタミンには多く摂りすぎると、害になるものもあるので注意が必要です。

また、マルチビタミンに含まれる葉酸は赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発生頻度を減らす効果があるため、1日0.4mg摂取することが勧められていますが、マルチビタミンの通常量の服用では半分程度になってしまいます。

そこで、サプリメントを服用するのであれば、マルチビタミンが含まれている、葉酸サプリメントを服用することをおすすめします。

【参考URL】

妊娠初期のつわりが悪化するのを予防する

  • つわりの悪化の予防には
  • 心身の安静と休養
  • 少量ずつ食べ、食べる回数を増やす
  • 水分補給

が良いとされています。また、ショウガの粉末が吐き気・嘔吐を緩和するという研究成績もあるようです。

妊娠初期のつわりの症状を緩和する成分

妊娠初期は赤ちゃんもとても小さいので、特別に多くの栄養を必要とするわけではありませんので栄養バランスにこだわる必要はありません。

病院でも「食べられる物を食べられるだけ食べれば良いですよ。」と言われるはずです。

つわりの症状で一番つらいのが吐き気・嘔吐です。

私も吐きこそはしないものの、一日中、乗り物酔いのような症状が続き、炭酸飲料ばかりのんでいました。炭酸を飲むと排気(げっぷ)しやすくなり、一瞬すっきりするような気がしていました。

この、辛い吐き気・嘔吐の症状を緩和するのが、生姜に含まれるシンゲロールという成分です。またピリドキシン(ビタミンB6 )を摂取することも吐き気・嘔吐の症状を緩和させたという研究結果があります。

つわりの症状、吐き気・嘔吐に効く生姜の使い方~ジンジャーエール~

つわりに生姜が効くのなら、ジンジャーエールを飲めば良いのかしらと思う方もいるかもしれません。

しかし、残念ながら市販のジンジャーエールに、実際に生姜が入っていない場合が多いのです。香料が入っているだけです。

そこで、自家製のジンジャーシロップをつくり、炭酸水などで割って飲むことをおすすめします。

自家製ジンジャーシロップの作り方
材料:生姜・砂糖・水・お好みでレモン

生姜をよく洗って、スライスします。スライスした生姜鍋に入れ、生姜が隠れる位のお水を加え、10分ほど煮ます。さらにお砂糖を加え10分ほど煮ます。お好みでレモン汁を加えてできあがりです。

※ジンジャーシロップのレシピにシナモンを加えているものがありますが、シナモンは子宮に強い刺激を与えるので控えましょう。

生姜の粉末を使って簡単にできるジンジャーエール

料理するのも辛いという方には生姜の粉末を炭酸やお湯でわり、蜂蜜を入れて飲むというのがとっても簡単です。

妊婦さんは生姜の粉末を飲んではいけないというようなことが書かれていることがあります。

妊婦さんのつわり症状に生姜の粉末が効果あったというのは、海外の研究結果です。

どの臨床試験でも一日1g程度の生姜粉末を2カ月以上妊婦さんに摂取してもらっているようですが、副作用はないようです。

どのような成分であっても過剰摂取は悪影響ですので、適量の摂取を心がけましょう。

つわりの症状、吐き気・嘔吐に効くピリドキシン(ビタミンB6)とは

ビタミンB6を摂取することで吐き気・嘔吐が軽くなったという研究結果もあります。ビタミンB6はたんぱく質や脂質の代謝に関わります。

ビタミンB6 は腸内細菌も合成してくれますが、エストロゲン(卵胞ホルモン)はアミノ酸代謝を促進するため、ビタミンB6を大量に消費します。

そのため、妊娠期に不足しやすくなっています。また、ビタミンB6の活性化にはビタミンB2が関わっていますので一緒にとることで効果がUPします。

ビタミンB6 が多く含まれる食材

ビタミンB6が多く含まれる食材は

  • 果物:バナナ・プルーン
  • 野菜:パプリカ・モロヘイヤ
  • 豆:ひよこ豆・大豆・納豆
  • 木の実:ピスタチオ・ゴマ
  • 魚:赤身の魚(マグロ・カツオ・さけ)
  • 肉:鶏挽肉・鶏ささみ・ビープジャーキー

などです。

ビタミンB2 が多く含まれる食材

ビタミンB2 が多く含まれる食材は

  • 野菜:モロヘイヤ
  • 豆:納豆
  • うなぎ
  • 焼きのり

などです。

妊娠初期のつわりに良いメニュー

納豆やマグロが良いということがわかっても、つわりの時はなかなか食べられないですよね。そこで、簡単に作ることができて、つわりの時でもさっぱり食べることができるメニューをご紹介します。

パプリカのピクルス

パプリカをくし切りにしてカンタン酢につけるだけです。

バナナとプルーンにジンジャーシロップ

バナナの皮をむき輪切りにします。ドライプルーンと和え、ジンジャーシロップをかけます。バニラアイス又はヨーグルトやレモンを加えると更においしいです。

納豆うどん

つわりの時でも意外と食べることができるのが、ざるうどんです。のど越しの良い太めのうどんをゆで、冷水で締め、器にもります。

納豆・生卵、後はお好みで、大根おろしやネギをのせ、ポン酢又はめんつゆをかけて食べます。

妊娠初期のつわりに役立つグッズ

私は、つわりの時期は仕事をしていましたが、よく塩アメを舐めていました。

今はつわりの方の為の飴も売っているようです。

飴やガムは口の中の気持ち悪さをまぎらわしてくれます。また、外ではマスクをしていました。

マスクは匂いにも効きますし、飴やガムで気を紛らわしていることを周りの人に気がつかれない為にも良かったです。

つわりはメンタルな部分も影響する

つわりはメンタルな部分も影響するようです。ストレスになるようなことは避け、赤ちゃんのことを考えながらゆったり過ごすことができると良いですね。

吐き気や嘔吐に効く食べ物を試したり、サプリメントを上手に使いながら、つわり時期を乗り切ってください。

そして、食べられない・飲めないが続くようなら、自分で何とかしようとせず、病院を受診してください。

【参考URL】

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