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つわりの原因は?吐きつわりの時期の食事

妊娠初期の4~15週頃におこるつわりは〈悪阻〉ともいい、嬉しい反面とてもつらい症状です。

中でも吐きつわりは悪化すると重症妊娠悪阻と呼ばれ、母子ともに危険な状態になります。

そんな吐きつわりを少しでも緩和する食事方法をご紹介します。

つわりの原因

妊娠4週目。

妊娠の兆候が見え始めるころに体のだるさ、眠気、胃がムカムカするなど、つわりの症状が現れ始めます。

つわりの原因ははっきりと解明されていませんが、実に約8割の方がつわりを経験しており、主に次のようなことが原因ではないかといわれています。

ホルモンの影響

妊娠をすると、胎盤の一部からヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが分泌されます。

これは赤ちゃんのベッドである子宮内膜を厚く発達させ、維持するために必要なプロゲステロンを放出する黄体というホルモンを分泌する一時器官の分解を防いでくれます。

妊娠検査薬は、このホルモンに反応して妊娠の有無を調べています。

このホルモンが大量に分泌される時期とつわりの症状が現れる時期が重なるため、急激な変化に身体が対応しきれず自律神経が乱れることで吐き気などの症状が出るのではないか、という説が現在は一番有力です。

アルカリ性から酸性への変化

人の身体はアルカリ性でできています。

妊娠中は胎児の老廃物が母体の血液をを酸性にしてしまうため、アルカリ性に戻そうとすることでつわりがおきるというもの。

妊娠中に虫歯になりやすいのも、口内が酸性になり唾液の分泌が減ることによって、歯のエナメル質が溶けやすくなるためなんです。

心理的な影響

つわりは甘え!ってやつですね・・・全く科学的根拠がありません。寝ても覚めても気持ち悪くて好きなものも食べられないのに、気持ちの問題って言われてしまうとつわりに耐えているママさんにはつらいですよね。

しかし、自律神経の弱い人やストレスを抱えている人、妊娠に対する不安などがある人は症状が強く出ることがあるようです。どちらにしても、心理的なことがつわりの直接の原因とは言えないでしょう。

【参考URL】

つわり中に食べやすい食べ物

つわりで一番つらいのが吐きつわりではないでしょうか。

食べ物の映像を見るだけで吐き気が襲い、食べ物のにおいだけでも吐き気が襲い・・・

スーパーの鮮魚売り場は崖から身を投げるようなものでした。

そんな吐きつわりを経験した私が実際に食べやすく、更に吐きやすいと感じた食べ物を3つご紹介します。

ゼリー

つるんとしていて飲み込みやすく、戻す時も苦しくなくてよく食べていました。

おすすめはウィダーinゼリー

デキストリンという吸収の良いエネルギーを主成分としており、手軽に栄養と水分を補給できます。

またキャップがついているので、体調がいい時に少しずつ飲めるのが助かりました。

トマト

程よい酸味とさっぱりとした味わいで食べやすいと感じたトマト。

多くの妊婦さんが食べやすい食べ物として挙げています。吐きつわりの方は皮を剥いてから食べると後が楽です。

冷たいうどん+生姜

うどんが消化にいいのは有名ですね。

つわり中は出汁のにおいで気持ち悪くなるので、においを抑えるために冷たくして食べます。

さらに生姜に含まれるシンゲロールという物質は、胃腸の働きを活発にし、吐き気を起こすセロトニン物質を抑制。つわりを軽くすることが各国の臨床試験で証明されています。

また、つわり中は冷たいものが食べやすい為に体が冷えてしまいます。生姜の身体を温める作用は、冷えた身体にとても優しいですね。

吐きつわりの方は嘔吐時に辛くないように、酸味の強いもの・消化の悪いもの・風味の強いものはなるべく避けた方が無難です。同じ麺類でも、蕎麦や中華麺は胃に溜まるので避けましょう。

つわりの時の食事法

つわりで体重が減ってくると、赤ちゃんの栄養面が心配になります。

医師からはあと1キロ減ったら入院と言われ、周りの諸先輩方からも「食べて栄養を付けないと!」と言われ、気持ちばかりが焦ります。

食事で栄養を得るにはコツがあります。

食べたい時に食べる(飲む)

24時間続く辛いつわりにも多少ですが波があります。スッキリとはいきませんが、今なら食べれる!という瞬間が日に何度か訪れます。少し楽になったら食べ物を口にするようにしましょう。

一般的には、一日の食事量を5~6回に分けて食べるのが良いとされていますが、つわりは個人差のあるものなのでマニュアル通りにいかなくて当然。吐くことを恐れずに、食べれるときに食べることが大切です。

食べたいものを食べる

育児本では、栄養バランスを考えた食事を勧めていますが、妊娠初期はママの身体に蓄えられている栄養分で赤ちゃんの栄養をカバーすることができます。

無理をせずに食べたいものを食べることが大事。食の好みも変わり、無性に食べたいものが出てくることもあります。私の場合、第一子はカリカリ梅とキレートレモン、第二子はパンばかり食べていました。

特にキレートレモンはレモンの酸っぱさと炭酸のシュワシュワが胃をスッキリさせてくれて重宝しました。身体に悪そうですが、二人とも病気もせずに元気に育っていますよ!栄養の事はつわりが終わってから考えましょう。

食事で補えないときは迷わず病院へ!

私自身、12週目くらいにつわりのピークを迎え、水分すら摂れない時期がありました。吐くものもなくて胃液を戻す日が続くと、めまいや手足のしびれ、脱力感に襲われます。

そこまできたら危険信号。早急に病院で診察してもらいましょう。つわりで食事が摂れないと、ブドウ糖が不足してケトン体という物質が生成されます。

このケトン体が尿中にどれだけあるのかを調べてつわりの度合いを診断します。ケトン体数値が高いと、重症妊娠悪阻で入院になりますが、ケトン対数値が陽性でも低ければ、点滴での通院治療も可能です。

食事での栄養補給が理想的ですが、食べれないときは主治医に相談しましょう。

つわりの最中はいつ終わるのかと辛くなりますが、必ず終わりはきます。周りの言葉に踊らされず、心穏やかにゆったりと過ごしましょう。

【参考URL】

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