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要注意!!こんな方は妊娠線ができやすい!! ~タイプ別!!妊娠線の予防方法と、産後の対処方法~

妊娠していることがわかると同時につわり症状に悩まされてきたという方も、つわり症状はなかったけど、なんだか、いつもより食欲が増して食べ過ぎてしまという方も、妊娠しているという実感がわいてきた頃に、じわじわと進行中の問題が現れているかもしれません。

それは「妊娠線」です。

妊娠線とは?

妊娠線とは妊娠に伴い、皮下脂肪が増えることや、お腹が大きくなることで、皮膚の伸びがついていかず、断裂してしまうことによっておきる、皮膚の溝のようなものです。

肉割れやストレッチマークということもあります。最初は白っぽい線ができますが、放っておくと、バリバリと広がり赤いギザギザの線がいくつもできてしまいます。

この妊娠線、「見た目」もショックですが、「ピリピリしたような痛み」や「痒み」の原因にもなります。

そして、一度できた妊娠線は、完全に修復するのは難しいのです。赤ちゃんが産まれて、体形が元に戻っても妊娠線はそのままにしておくとしわしわの線として残ってしまいます。

妊娠線は妊娠すると全員にできてしまうものなのでしょうか?

そうでもないようです。

臨月になって、とても大きなお腹になっても、つるっとしたとてもきれいなお腹をされている方もいます。

では、妊娠線ができる人とできない人にはどのような違いがあるのでしょうか。妊娠線ができやすい人の特徴と、妊娠線を防ぐには、どのような方法があるについて考えてみたいと思います。

妊娠線ができやすい人はどんな人か?

妊娠線ができやすい人はどのような人でしょうか。1

  • 皮下脂肪が多い(妊娠前のBMI≧25)
  • 乾燥肌
  • 30歳以上
  • 冷え性
  • 多胎妊娠

※BMI=(体重㎏)÷(身長m)2

当てはまるものが一つでもあれば要注意です。

妊娠すると皮下脂肪は増える!!

脂肪には、内臓脂肪と皮下脂肪があります。内臓脂肪は腹筋と内臓の間に蓄積される脂肪です。どちらかというと男性が蓄えやすい脂肪です。

そして、皮下脂肪とは皮膚のすぐ下に蓄えられている脂肪です。皮下脂肪はどちらかというと女性がためやすい脂肪です。

皮下脂肪には体温を維持する、エネルギーを蓄えるという役割があります。そして、妊娠すると赤ちゃんを守るため、そして、お産にむけてエネルギーを蓄えるために、皮下脂肪をためやすい身体になります。

これは女性ホルモンがそうさせるのです。

皮下脂肪の増え方は二通りあります。一つは脂肪細胞の数自体が増えていく増え方です。

そして、もう一つは脂肪細胞の一つ一つが肥大する増え方です。脂肪細胞の数自体が増えることで皮下脂肪が増えるのには時期的なことが影響します。

胎児期や乳児期、そして、思春期など成長が著しい時期には脂肪細胞の数が増えます。

一方、妊娠によって、皮下脂肪が付きやすくなるのは、脂肪細胞の一つ一つが肥大化するからです。

ですから、妊娠前から皮下脂肪が多い方は、そもそも脂肪細胞の数が多い可能性が高く、その一つ一つが増大しますので、皮下脂肪が更に増えやすいです。

妊娠線は表皮の下の真皮が皮下脂肪の増加に伴って、伸びることができず、断裂してしまうことでできます。

ですので、妊娠する前から皮下脂肪が多い方は要注意といえます。

皮膚の柔らかさには個人差がある

皮膚の柔らかさには個人差があります。皮膚が柔らかく伸びやすい人は妊娠線ができにくいですし、逆に皮膚が硬く伸びにくい人は妊娠線ができやすいです。

では、どんな方の皮膚が硬く伸びにくいのでしょう。まずは、乾燥肌の人です。肌が乾燥すると弾力性がなく、伸びにくくなります。

妊娠すると、プロゲステロンという女性ホルモンが多く分泌されますが、このホルモンは肌荒れを引き起こすホルモンでもあります。

また、妊娠すると赤ちゃんの生育のために優先的に水分や栄養が使われますので、水分や栄養摂取量が少ないと肌まで水分や栄養がまわってこないことがあります。

ですから、妊娠する前は乾燥肌ではなかった人も妊娠すると乾燥肌になってしまうことがあります。もともと乾燥肌の方は妊娠によって更に乾燥しやすくなります。

そして、年齢と共に肌の保湿力は低下していきますし、代謝も衰えてきますので、肌の弾力性が失われていきます。

冷え性の人は血行が良くない状態ですので、肌に充分に栄養がいきわたらなくなります。

肌は、たえず、生まれ変わりを繰り返し、弾力性を保持しています。これをターンオーバーといいます。

ターンオーバーは周期的に行われますが、年齢と共にサイクルが遅くなりますし、血行が悪いと、正常に行われなくなります。

表皮が健康な状態でないと、肌のうるおいを保つことができず肌の弾力性も失われてしまいます。

お腹が急激に大きくなると、皮膚がついていかない

妊娠したからといって、急にお腹が大きくなるわけではありません。まずは、赤ちゃんを成長させるために胎盤などができます。

赤ちゃんが、急激成長しだすのは妊娠中期以降です。妊娠中期以降になると、目に見えて、お腹が大きくなり、前にせりだしてきます。

双子や三つ子など、多胎妊娠の場合はお腹が大きくなる度合も大きくなるので、皮膚の伸びがついていかず、妊娠線が大きくなりやすくなります。

妊娠線ができやすいからといってあきらめる必要はない

さて、自分は要注意!!と思った方は対策あるのみです。妊娠線ができやすいからといってあきらめる必要は全くありません。

では妊娠線ができやすい人はどのようなことに気を付けていけば良いのでしょう。では、タイプ別に妊娠線の対策について考えてみましょう。

皮下脂肪が多い方の妊娠線対策はこれ!!

  • 有酸素運動で皮下脂肪を燃焼させよう。
  • マッサージでリンパの流れを改善し老廃物を排出しよう。

有酸素運動で皮下脂肪を燃焼させよう。

妊娠することによって、安静傾向になるため、エネルギー摂取量と比較して燃焼量が少なくなる傾向にあります。

更に身体はお産に備えてエネルギーを蓄えようとしますので、省エネモードです。では、皮下脂肪を燃焼させるにはどうしたらよいのでしょう。

皮下脂肪を燃焼させるのにお勧めなのが、有酸素運動です。

有酸素運動は、軽い負荷を継続的にかけることで、体内に取り込んだ酸素を使いエネルギーを燃焼させる運動で、ウォーキングやスイミングが代表的です。

エネルギーはまず、血液内のエネルギーを使い、足りなくなれば、脂肪内のエネルギーを燃焼させます。

一方、無酸素運動は瞬発的に大きな負荷をかける、筋トレや、短距離走のような運動ですが、筋肉内のエネルギーを使います。

ですから、脂肪を燃焼させるためには有酸素運動に効果があります。

有酸素運動の中でも、妊婦さんにお勧めなのは、ウォーキングです。

ウォーキングは妊婦さんにかかわらず、だれでも、手軽に安全に行うことができます。ウォーキングで脂肪を効率よく燃焼させるためのポイントについて考えてみましょう。

  • 20分以上続ける
  • 心拍数が130bpm前後
  • 楽しみながら行う

血液内の栄養を使いきるのに20分くらいかかります。ですから、20分以上運動することで、脂肪に蓄えられたエネルギーを消費することができます。

また、効率良く脂肪を燃焼させるには心拍数は130bpm(一分間に130回)程度が良いとされています。

運動を長く続けるためには、お気に入りの音楽を聴くなどして、楽しみながら行いましょう。

マッサージでリンパの流れを改善し老廃物を排出しよう。

皮下脂肪の中には、燃焼しやすい細胞と燃焼しにくい細胞があります。燃焼しにくい細胞とはどのような細胞でしょうか。

燃焼しにくい細胞は、老廃物がたまった細胞です。セルライトとも言います。セルライトは、血流が悪い場所にできやすく、運動では燃焼しにくいのが特徴です。

そして、セルライトは硬く、表面からみるとでこぼこしています。

そして、セルライトがある場所は更に脂肪も付きやすい場所ですので、脂肪がどんどんつくことによって、妊娠線ができやすい場所とも言えます。

ですから、妊娠線を予防するためには、セルライトをつくらないことが重要です。セルライトをつくらないためには細胞に老廃物を貯めこまない必要があります。

ところで、細胞内の老廃物ってなんでしょう。わかりやすくいうと燃えカスのようなものです。

酸素や栄養分を燃やし、エネルギーをつくりだした後には二酸化炭素と不要になった燃えカスが残ります。

この老廃物は、静脈やリンパにのって循環し排泄されます。そのため、老廃物を貯めないためには静脈やリンパの流れをスムーズにする必要があります。

リンパの流れをスムーズにするには、マッサージが有効です。リンパ液はリンパ管を流れています。

リンパ管は身体の表面から近い所にあり、リンパ節というところで合流し最終的には左鎖骨下静脈というところに流れます。

ですから、リンパマッサージは心臓から遠い所からリンパ節に向かって行うと良いでしょう。

リンパ節は膝の裏、鼠径部、腋窩、耳下腺、鎖骨、腹部などにあります。

腕は指先からわきに向かって、足はつま先から膝裏、膝から鼠径部に向かって行います。

リンパは身体の比較的表面を流れていますので強くマッサージをしなくても大丈夫です。オイルをつけて優しく流してあげるイメージで行いましょう。

リンパの流れを改善するマッサージに良いオイル

では、リンパの流れを改善するために行うマッサージにはどのようなオイルを使ったらよいのでしょう。

妊娠中ですので、妊婦さんが使っても問題ないかを確認してから使ってください。マッサージに使うオイルは、滑らかに力が伝わるために使うものなので、ホホバオイルやアーモンドオイルなどで良いでしょう。

せっかくのリラックスタイムですので、香りを楽しみたいという方は、お好みの香りのオイルを探してみて下さい。

妊娠線予防の専用のクリームを使うとマッサージ効果以上の効果を期待できますので、こちらもおすすめです。

無印良品のホホバオイル

WELEDA(ヴェレダ)

AMOMA(アモーマ)

NOCOR(ノコア)

乾燥肌の方の妊娠線対策はこれ!!

  • 保湿を重点においたスキンケアを行おう。
  • 外側だけでなく、内側からの水分補給も忘れずにしよう。

保湿を重点においたスキンケアを行おう

肌が乾燥すると、肌の伸びが悪くなり、妊娠線ができやすくなります。

また、乾燥肌の方は妊娠することで、更に肌の状況が更に乾燥に傾きますので、保湿を重点においたスキンケアをおすすめします。

保湿とは肌が潤っている状態のことを言います。肌が潤うということは、肌の表皮の角質層の皮脂、NMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質が正常に機能することによって実現します。

皮脂は皮脂膜によって、肌を細菌などから守ります。

NMF(天然保湿因子)はアミノ酸やミネラルなどで、肌がターンオーバーといって、どんどん新しく生まれ変わっていく過程でつくられる保湿成分で空気中の水分や皮膚の内側の水分を吸着する働きがあります。

そして、角質細胞間脂質はセラミドという成分が大部分で、NMF(天然保湿因子)が吸着しとどめようとしている水分を油分で挟むことで守っています。

NMF(天然保湿因子)やセラミドは肌のターンオーバーの過程で作られますが、乾燥肌の方はこれらが不足していることが考えられますので、補ってあげると良いでしょう。

NMF(天然保湿因子)はアミノ酸類でできており、プラセンタにも多くふくまれています。ですから、プラセンタやセラミドが含まれているクリームを選んでみると良いでしょう。

ベルタのマザークリームにはセラミドはもちろん、プラセンタやヒアルロン酸、コラーゲンといった保湿成分が含まれていますので、乾燥肌の方が妊娠線を予防するために使用するクリームにぴったりと言えます。

外側だけでなく、内側からの水分補給も忘れずにしよう

保湿というと、どうしてもスキンケアにばかり目が行きがちですが、外側から整えようとがんばっても、内側の水分が、足りなければ限界があります。

通常、成人は食事の他に1~1.5l程度の水分摂取が必要と言われていますが、妊婦さんには2l程度の水分摂取を進めています。

水分摂取といっても一度にガバガバ飲むということはお勧めできません。身体がひえてしまいますし、負担もかかります。

ですから、ペットボトルや水筒を持ち歩き、一時間に1~2回程度ちょこちょこと飲みましょう。

水分といっても、スポーツドリンクなどは糖分が入っているのでお勧めできません。また、カフェインが入っているコーヒーなどもやめた方が良いでしょう。

水、麦茶などを、あまり冷さず飲むことをお勧めします。

30歳以上の方の妊娠線対策はこれ!!

  • 規則正しい生活で、お肌にもリズムを!!
  • 成長ホルモンの分泌をUPする食事で、肌のターンオーバーを正常に保とう。

規則正しい生活で、お肌にもリズムを!!

30歳はお肌の曲がり角ともいいますが、30代は年齢が肌に現れてくるお年頃です。

更に妊娠することで女性ホルモンの影響を受けますので、更にお肌の弾力性が失われ、妊娠線ができやすくなってしまいます。

ですから、保湿に重点をおいたスキンケアを行うことはもちろんですが、更に規則正しい生活で、お肌にもリズムを与えてあげましょう。

規則正しい生活の基本は睡眠です。肌はおよそ1か月で生まれ変わります。

これを肌のターンオーバーと言いますが、これは、成長ホルモンが分泌されることで正常に行われています。

残念なことに成長ホルモンの分泌量は成人以降、年々低下してきてしまうのです。ホルモンの分泌量をできるだけ維持するためには、分泌されやすい生活をする必要があります。

この成長ホルモンは主に睡眠中に分泌されます。ですから、決まった時間に睡眠できる生活・身体をつくることが成長ホルモンの分泌を維持し、お肌にリズムをあたえターンオーバーを正常にします。

成長ホルモンの分泌をUPする食事で肌のターンオーバーを正常に保とう

新陳代謝が良いと細胞がうまれ変わり新しい細胞になるというサイクルが正常に行われます。

肌のターンオーバーは新陳代謝の一つですので、新陳代謝を高めることで正常に保つことができます。

そして、新陳代謝を正常に保つためには成長ホルモンが正常に分泌されなければいけません。

成長ホルモンが正常に分泌されるためには睡眠が必要と述べましたが、成長ホルモンそのものが作られないといけません。

成長ホルモンをつくるためには、アルギニンというアミノ酸が必要です。

アミノ酸はタンパク質が分解されることで作られますので、タンパク質が豊富な納豆や豆腐などの大豆類や、鳥ササミや豚ロース、マグロなどの赤身の魚などに多く含まれています。

またアルギニンはビタミンB6と一緒に摂取することで、効果があります。ビタミンB6はバナナなどに多く含まれています。

妊娠中に限ったことではありませんが、妊娠中は赤ちゃんの成長のためにも、様々な栄養素を摂る必要があります。

ベルタの葉酸サプリにはアルギニンやビタミンB6も含まれていますし、妊娠中に必要な栄養分が網羅されていますので、こういったサプリメントを使ってみることもおすすめします。

冷え性の方の妊娠線対策はこれ!!

身体を温め、血液の流れを良くしよう!!

冷え性の方は血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなると、栄養分を身体の隅々まで届けることができなくなることや、排泄物を速やかに運ぶことができなくなることから、新陳代謝が悪くなります。

新陳代謝が悪くなると、新しい細胞をどんどんつくることができなくなりますので、お肌のターンオーバーもうまくいきません。

身体の隅々まで血液をスムーズに送るためには、身体を温め、血液の流れを良くする必要があります。

身体を冷やさない服装を心がけましょう。ウォーキングなどの手軽な運動をすることや、入浴後に全身をマッサージすることで、血液の循環を良くしましょう。

冷え性の方におすすめのクリーム

マッサージを行う時に使うクリームは、もちろん、妊娠線の予防効果のある、専用のものを使うと良いでしょう。

たくさんある妊娠線専用のクリームの中で、冷え症の方にお勧めなのがセンクリアホワイトです。

冷え性の方は活性酸素を中和する酵素の働きが弱くなり、活性酸素をためこんでしまう傾向があります。

活性酸素を体内に過剰にため込むと、細胞を損傷させるため、しわやたるみの原因になりますし、妊娠線を深くする原因にもなります。

センクリアホワイトには、この活性酸を除去してくれるビタミンEや、抗酸化作用のあるセサミンが含まれています。

また、ビタミンEにはお肌の血行を良くする効果もあるため、センクリアホワイトを使いマッサージすることで、新陳代謝が良くなり、お肌のターンオーバーを正常に近づけることができます。

また、センクリアホワイトはオイルクリームなので、普通のクリームに比べて、体温が伝わりやすいという効果もあります。

背中や腰など、手の届かないところは、ご主人などにマッサージしてもらうことで、暖かさも伝わり、より効果が期待できます。

多胎妊娠の方の妊娠線対策はこれ!!

  • 肌の弾力性を保つ

とにかく肌の弾力性をキープしよう

双子ちゃんや三つ子ちゃんを妊娠された場合は、やはり、一人に比べるとお腹が大きくなるスピードがはやくなります。

ですから、とにかく肌の弾力性を保つ必要があります。乾燥を防ぎ、血行を良く保つために、一日2回、専用のクリームでマッサージをしましょう。

さて、タイプ別に妊娠線の予防方法について、考えてみましたが、いかがでしょうか?

妊娠線は気がついたらできてしまっていたということが多いと思いますが、広げてしまわないためにも、あきらめないでケアすることが重要です。

ぜひ、自分のタイプにあったケア方法を試してみて下さい。

妊娠線は産後どうなってしまうのか?

さて、ここまでは、妊娠線の予防について考えてみましたが、妊娠線ができてしまった場合についても考えてみましょう。

産後は子宮が小さくなりますが、一気に元に戻るわけではありません。一か月くらいたってやっとお腹の上からは触れない大きさになるのです。

子宮は触れなくなりますが、伸びてしまった、お腹の皮膚はどうなるのでしょうか。

元々、皮膚に弾力のある方は、妊娠前とそう変らなく見えるようになります。

ですが、伸びきって、肌が弾力性を失ってしまっている場合や、妊娠線がたくさんできていた場合は、皮膚がダラーンと垂れてしまったり、しわしわになってしまいます。

また、妊娠線は下腹部に多くできますので、妊娠中は大きくなったお腹の下になって自分では見えなかった妊娠線が産後に発覚することもあります。

できてしまった妊娠線は元にもどらない?

妊娠線は、皮下脂肪の増加に皮膚の伸びが追い付かず、表皮の下の真皮が断裂してしまうことによってできます。

一度、断裂してしまうと、その部分が空洞になっているわけではありません。断裂したところには新しい組織が入りこんできます。

ですから、一度妊娠線ができてしまうと完全に元に戻すことはできません。でも、がっかりする必要はありません。妊娠線は時間とともに薄くなってきます。

では、妊娠線を早く、薄く目立たたなくするにはどうしたらよいのでしょう。

妊娠線を早く目立たなくするためにできること

妊娠線を早く目立たなくするためにできることについて考えてみましょう。

妊娠線を早く目立たなくする方法としては、新陳代謝を高めて、皮膚の生まれ変わりを速めるということや、スキンケアにより、肌のうるおいや弾力性を取り戻すということが考えられます。

急ぐ場合は、美容整形や皮膚科などで治療するということが考えられます。更には隠すという方法もあります。

妊娠線を早く目立たなくするために新陳代謝を高めよう

できてしまった妊娠線、さらに、お腹のたるみやしわは名誉な勲章といえば勲章ですが、気になりますよね。

新陳代謝を高めることによって、肌のターンオーバーが正常化され、妊娠線は、だんだん目立たなくなります。

新陳代謝を高めるためには、成長ホルモンの分泌をよくすることや血行をよくすることがあげられます。

成長ホルモンは若返りホルモンともいわれています。成長ホルモンは脳下垂体というところから分泌され、肌や髪の代謝をうながしてくれます。

また、成長ホルモンは肝臓にIGF-1(インスリン様成長因子)を分泌させることができます。IGF-1はコラーゲンを増やしてくれます。

つまり、真皮の代謝を促してくれるのです。妊娠線は真皮の断裂によって起こりますので、妊娠線を早く目立たなくするには、成長ホルモンの分泌をうながすことが鍵となります。

成長ホルモンの分泌をよくする方法としては、筋トレ、なかでもスロートレーニングが有効です。

また、成長ホルモンの元となる食べ物を摂取することで効果がさらに期待できます。栄養や排泄物を滞りなく運ぶためには循環が良くなくてはいけません。

筋力を高めることでポンプ機能を強化すること循環を良くすることにもつながります。

産後のスロトレのすすめ

スロートレーニングつまりスロトレは、筋肉に軽い負荷をゆっくり、かけるトレーニングです。

ゆっくり、そして、長く動作することで、筋肉から乳酸が産生されます。乳酸が脳下垂体に働きかけ、成長ホルモンを分泌させるのです。

産後の体は骨盤が緩むなど、重い負荷をかけて鍛えることができる構造ではありません。

その点、スロトレは、負荷そのものは軽いので、産後の運動としてはぴったりです。また、場所も畳一畳分ほどでできますし、時間も10分程度で効果があります。

おすすめは、足上げ運動です。仰向けに寝て、手のひらを地面に向けて、手は体の横にぴったりつけます。

足を延ばしたまま、床から10cm程度、ゆっくりあげます。ひざを曲げながら、膝を顔のほうにひきつけ腰を浮かします。

膝を伸ばし、10cm程度、足が床から浮いている状態に戻します。また、膝を顔のほうにひきつけます。

これを、動作をとめず、10回程度行います。この運動は腹筋にも効きますので、弛んだお腹を引き締める効果もあります。

骨盤ベルトによる骨盤ケア

また、せっかく、成長ホルモンの分泌を促しても、循環が悪ければ、効果が半減していまいます。

産後は骨盤のゆがみによって、血行つまり血液の循環が悪くなりやすいです。そこで、お勧めしたいのが、骨盤ベルトによる骨盤ケアです。

妊娠後期にはホルモンの影響で骨盤を支える靭帯が緩み、骨盤が開きやすくなっています。

産後も骨盤が開いたままになっていると、そのまま固定されてしまいます。骨盤が開いていると内臓が全体的に下がり、血液の循環が悪くなります。

骨盤ベルトで骨盤の開きを閉じる方向に矯正することによって、骨盤が締まり、姿勢もよくなります。

骨盤ベルトで有名なのがトコちゃんベルトです。骨盤ベルトがない場合はサラシでもできます。

ヒップ周りの2.5倍程度の長さのサラシを縦に四つ折りにし細長くします。真ん中で二つにたたみ、骨盤に巻きます。

輪の中に反対の端を両方入れて、端と橋を体の上下に向かって開きながら締めます。サラシの端を巻いたサラシと腰の間に挟みます。

骨盤ベルトは巻く位置が大事です。あまり、上のほうに巻いてしまうと、効果がないだけではなく、逆に骨盤が開いてしまいます。

ベルトは恥骨と仙骨、そして大転子といって太ももの外側の大きな骨の部分を結ぶように巻きます。

ベルトを締めたときにお尻がきゅっと上に上がるような感じがします。締めすぎはよくありません。締めたときに、おさまりがよく気持ちがよいなと感じる程度に締めましょう。

スキンケアによって、肌のターンオーバーを促す

クリームやオイルで肌をマッサージすることで、肌のうるおいや弾力をアップさせることができます。

また、皮膚に必要な水分や栄養がいきわたることで、肌のターンオーバーを促すことができます。

妊娠線は表皮の下の真皮の断裂によってできてしまったものです。ですから、クリームやオイルを選ぶ時は、肌に浸透し真皮にまで働きかけてくれるものを選びましょう。

おすすめのクリーム

妊娠線を消すために、おすすめのクリーム

妊娠線を消すためには表皮の下の真皮にまで浸透して保湿してくれる成分が配合されているものを選ぶことがポイントです。

真皮に効く保湿成分を重点において、おすすめのクリームを紹介します。

ベルタ妊娠線クリーム

  • 真皮のコラーゲン組織を再構築する働きのある、シラノール誘導体(アスパラ銀酸メチルシラノールヒドロキシプロリン)という成分が配合されています。
  • 美容成分のプラセンタ・ヒアルロン酸・コラーゲンや肌の弾力性を高める葉酸が配合されています。

NOCOR妊娠線クリーム アフターボディートリートメントクリーム

  • 浸透型ビタミンC誘導体
    浸透型ビタミンC誘導体はビタミンCを真皮まで浸透するように改良したものです。
    ビタミンCはコラーゲンをつくる働きを助けてくれます。
  • FGF(繊維芽細胞増殖因子)
    FGFはコラーゲン線維・ヒアルロン酸などの成長増殖を促し不要なものを分解してくれます。

急いで妊娠線を消したい場合は、皮膚科や美容形成外科に相談しよう。

妊娠線を急いで消したい方は病院で治療するという方法があります。妊娠線は線状皮膚萎縮症という病名がついています。

治療法としては、レーザー治療やラジオ波治療、炭酸ガス治療があります。レーザー治療やラジオ波治療はそれぞれ、熱エネルギーで肌を焼き、代謝を促す治療です。

炭酸ガス治療は妊娠線の下に炭酸ガスを注入することで、血流を促進し、皮下組織を酸性にしてコラーゲンの生成を促します。

皮膚科や美容外科での治療は、病院によって、内容や価格も大きくかわりますので、よく確認して納得してから行ってください。

まとめ

妊娠線の予防方法と、できてしまった妊娠線を目立なくする方法について考えてみました。

妊娠線を予防しながら生活をするということは、結果的には健康的な妊娠生活を送ることにつながります。

また、産後に、妊娠線をケアすることも、産後の生活をより健康的なものにしてくれます。

お肌の健康は体の健康のバロメーターになります。急激な体重増加や乾燥、循環不全に気を付けて、妊娠線を予防するとともに、自分の体と仲良くなって、健康的な生活を送ってくださいね。