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「貯蓄型保険・掛け捨ての保険」どちらを選ぶべき?

これからお話しする「保険」とは、ご家族のもしもに備えた死亡保障や生活保障を目的とした「生命保険(医療保険)」や「ガン保険」のことです。

今回は、貯蓄型と掛け捨て型について、私自身が数社に「保険相談」をしてみた結果を、プロから見た現状を交えてお話ししていきます。

あなたは「貯蓄」をしたいですか?それとも、もしものために「備え」をしたいですか?

引用:お金事典 図版参照

「貯蓄型」を考える人々の多くは、「掛け捨ての保険」に使うお金がもったいないと思っています。

私も家計が苦しい月はよく思います。

保険は「もしものためのお守り」ですから、その時が来なければ、払い続けてきたまとまったお金は無駄になってしまいます。

「健康には自信があるし、身内も持病なく長生きしている」
「食事や運動には気を遣っている」
「会社で毎年健康診断をしている」
「社会保険があるから、入院中も傷病手当金が出る」
「夫婦共に20~30代だし、高額な治療が必要な病気はまだ先の話」

あれこれと理由を付けて掛け捨ての保険がもったいない、貯蓄ができる保険に入った方が得なのではと考えていませんか?

私自身そういった気持ちがうっすらとあり、20年近く活躍している同年代のFP(ファイナンシャルプランナー)に質問をしてみたことがあります。

「新たに保険に入るなら、貯蓄型を考えた方がメリットは大きいですか?」と。
ですが、その答えは「NO」でした。

※2016年4月時点でのやりとりです

「医療保険・ガン保険」などの保険は、消費者が買う商品です!

引用:新日鐵住金健康保険組合 図版参照

たまにそういった質問をされる方がみえますが、「まとまった財をお持ちですか?」もしそうでないならば、「貯蓄をしたいのか、保険に入ってもしもに備えたいのか、どちらを優先させたいですか?」と、お聞きしています。

先の私の質問に関連して、以下のような話も出ました。

確実にお金を貯めたいなら、金融機関への預貯金、学資保険、養老保険(死亡保険金と同額を満期時に受け取れる)などで貯蓄すべきです。保険会社も企業ですから。

確かにそうだなと思いました。

超高齢社会となった日本では、病気にかかるリスクも、治療に伴う医療費も年々上がってきています。

それによって多額の「保険金」が支給されています。

また、莫大な医療費を抑えようと国もあれこれ施策しています。

結果として、度重なる法改正で私達が支払う医療費は上がり、世界でも評価の高かった社会保障制度は、近い将来破綻するとまで言われています。

こうした背景から、民間の医療保険を利用する方が増えていますが、保険会社は銀行などの金融機関とは違いますし、保険会社が破綻しては元も子もありません。

私達消費者は、「お金を預ける・貯める・増やす」のではなく、食材や日用品を買い、映画を見るのと同じで、保険商品・サービスも買う(=消費する)ものだという認識を持たなくてはなりません。

貯蓄型医療保険のメリットは何?

引用:国税庁 図版参照

それでもやっぱり損はしたくないし、支払う保険料も、病気にならないのなら取り戻したい。主婦である私も同感ですし、いわゆる貯蓄型の医療保険には解約払戻金があるので一見魅力的に感じます。

※解約払戻金…一生涯保障の続く終身タイプ、且つ、一定の年齢までに保険料を払い込む払済タイプの契約で、保険料の総額を払い終えた後に解約した場合の制度

「買うもの」である「保険」なのに、なぜ貯蓄型はなくならないのか?客観的に判断するためにも、貯蓄型保険の良いところを見てみましょう。

貯蓄型の医療保険に入るメリット
  • 支払った保険料が戻ってくる
  • 確定申告で保険料控除が受けられる

※後者の控除は平成22年の法改正によります。平成24年1月1日以降の医療保険・ガン保険などの契約にしか適応されませんので、すでに契約中の方は契約時期をご確認ください。

契約内容により戻ってくる割合は異なりますが、掛け捨てのように払いっぱなしではありません。

また、毎年の確定申告で控除枠ができましたので、保険料の高い貯蓄型の保険にとって、税控除という恩恵は非常に金銭的メリットがあると言えます。

また、保険料の還付を受けていても病気などへの保障は一生涯続きます。お金が戻り保障も続くというのは、今後への大きな「安心」となるでしょう。

※終身タイプの契約の場合です。定期タイプの契約では、期間満了=保障期間満了という意味のため、保障は契約期間内のみとなります。

では、なぜ貯蓄型保険で貯蓄しないのか?

引用:ライフネット生命 図版参照

現在取り扱いのある民間医療保険では、掛け捨て型の方が圧倒的多数です。

「商品が少ないということは、貯蓄型の方が不人気なのか?」
「貯蓄型はデメリットが多いのでは?」

様々な憶測が飛びそうですが、貯蓄型の医療保険は時代に合わなくなってきているという事実は見過ごせません。

先ほどご紹介した貯蓄型のメリットですが、保険料の還付額をより減らさずに受け取ろうと思うと、病気を一切せず、保険金支給を極力受けないことが前提になります。

果たして今の時代、全く病気をせず平均寿命まで生きられるでしょうか?

現代の私達は、環境ホルモンや多様なストレス、食への不安など、「害」にさらされています。医療の進歩で寿命も延び、更にその危険は増しているのです。

もう一つ、支払った保険料をより多く受け取るためには、中途解約しないという条件がつきますが、こちらも疑問です。

高度医療化が進み医療費は確実に上がっています。その度に法改正が行われ、国は歳出を抑えようとします。各保険会社も保障内容を変更し、新たな商品を提供してきます。

そんな中、私達は旧保障内容のまま契約し続けていられるでしょうか?

いざ病気になり最新の治療をして保険請求をしても、契約範囲外なら保険金は下りません。お金を支払っているのにもしもの時に使えない、そんな契約を続けますか?

多くの方が見直しを行うでしょう。

「家族のライフプラン」と「時代」に合った保険商品を選ぶことが必要

引用:保険マンモス  図版参照

こんな近年の事情から、掛け捨て型が主流となってきています。(保険料が安いということもありますが…)

保険選びで大切なのは、定期的に見直すことです。

  • 時代に合っているか?
  • 数十年先も「保険」として機能しているか?

これから先、もしかしたら貯蓄スタイルが変わり、貯蓄型の保険で新たなサービスが登場するかもしれません。

損保ジャパンひまわり生命、東京海上日動あんしん生命、オリックス生命、明治安田生命、アフラック、チューリッヒ生命、アメリカンファミリー…どこも聞いたことのある企業ばかりです。

そんな大手保険会社が、顧客獲得のため魅力ある宣伝文句で私達を誘ってきます。

そんな宣伝に惑わされず、

「生活習慣病など自身が必要と思う疾病に対する保障に注目する」
「旬な情報をキャッチする」

など、金額の比較だけでない部分をトータルで判断するには、やはりFPなどへの相談が必要になります。

FPは私達がライフプランを実現する上で必要なファイナンシャルプランニングの(経済面からアドバイスをし、資金計画を立ててくれる)専門家だからです。

そんな専門家に気軽に相談できるのが、「保険無料相談」なのです。

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