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妊娠初期から妊娠後期まで、むくみとりに効果的なマッサージ

1.妊娠の初期から足にむくみがある場合

早い時期からのむくみには不安がつきもの

妊娠も後期になってくると、赤ちゃんが大きくなって、その分赤ちゃんに栄養や酸素を送らなければいけないのだから、ママの血液量が増えてむくみ(浮腫)が出やすくなります。

ただ、まだ妊娠初期だったり、安定期に入ったばかりだったりという時期にむくみが出て、赤ちゃんもそれ程大きくなっていないのにむくみが出るなんて、何かの異常ではないかと不安に思っているママも多いのではないでしょうか。

私自身、妊娠4か月の終わりころから、周囲に気付かれるくらいのむくみが出ていたので、症状がひどいのではないかと当時はとても不安に思ったものです。

病的なむくみとそうでないむくみ

妊娠高血圧症候群等といった病気ではむくみが頻発するので、普段からママ自身が自分のむくみの有無や程度を自覚しておくことは必要でしょう。

特に、顔や上半身のむくみが気になったり、朝起きた時から足(下肢)のむくみがひどかったり、といった時には担当の助産師や産婦人科医師に相談するべきです。

そうではなく、むくみがあるのは足だけという場合、夕方にかけて足がむくんでくるという場合は、妊婦によくあるトラブルとして対処できるものが多いのも事実です。

2.なぜ妊娠の初期から足がむくむのか?

それでは、なぜ妊娠の初期からむくみが出るのでしょうか?それは、妊娠によって女性ホルモンの分泌が増加するからです。

妊娠には、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)、プロゲステロン、エストロゲンという3種のホルモンが大きく関わっており、その中でも妊娠初期から徐々に増加していくエストロゲンがママの身体をむくみやすくさせています。

エストロゲンは、女性の生理周期をつくるホルモンであり、女性の身体をより女性らしく、妊娠しやすい状態に持っていってくれます。

ここで一旦妊娠すると、このエストロゲンが水分保持作用を発揮し、血液中の水分を血管外の細胞に溜めこもうとするわけです。

このような作用は、子宮内膜の状態を整えて胎児にとって居心地の良い子宮環境を整えたり、産後に母乳を分泌するための準備だったりと、妊娠継続のためにママにも赤ちゃんにもとても重要な機能です。

ですから、妊娠初期に足が多少むくんでいても、さほど慌てる必要はありません。

まずは、自分でできる対処法を試してみて、対処できる範囲内なのかそうでないのか確認しましょう。その方法の中でも、自分で比較的簡単にできるのに、むくみとりに非常に効果的であるマッサージをご紹介します。

【参考URL】

3.足のむくみとりに効果的なマッサージを始めよう

運動よりもまずはマッサージから始めてみよう

足にある血液中の水分が、血管外の細胞に流れ込んで溜まった状態を解除してあげるためには、足の血液循環を促し、リンパの流れをよくしてあげると良いでしょう。

そのためには、マッサージ以外にも散歩やウォーキングといった運動という方法もありますが、妊娠がまだ安定していない初期の段階では、積極的な運動よりもまずは負担の少ないマッサージから試してみる方がおすすめです。

また、妊娠の後期にも、出産準備のために子宮収縮が活発になり、お腹の張りが頻回により強くなってくるので、状態によっては運動を継続できないこともよくあります。

現代の忙しい女性にはマッサージがおススメ

現代の女性は、とにかく仕事に家事にと忙しい人が多いです。そのような中、わざわざ外出の準備をして運動に出かけるというのも大変です。

私の経験上、普段あまり運動しない人間が妊娠したからといって運動を継続できるかというと、それはとても困難だったりします。

そういった理由から、自宅でいつでもできるという簡単さと継続のしやすさからマッサージをおすすめするのですが、妊婦にとってのマッサージがはらんでいる危険性と、せっかくするのであればより効果的にということで、マッサージの影響や注意点、効果的な方法等にふれておきたいと思います。

4.マッサージをする前に注意したいこと

マッサージ店や整骨院でのむくみとり

私はもともとの腰痛持ちで、妊娠前からマッサージ店や整骨院を利用して、整体や治療を受けていました。

妊娠してからさらに腰痛がひどくなったことと、足のむくみや重だるさがあったので、通っていたお店で施術をしてもらおうと訪ねたのですが、妊婦NGという残念な結果でした。

何店か調べたのですが、やはり妊婦を受け付けていないお店の方が多く、とても残念に感じました。しかし、裏を返せばそれだけ妊婦への治療はリスクを伴うということです。

足に溜まった体液の流れを良くしてあげることで、当然骨盤内の血液循環も促されるので、子宮の収縮を招き、直接の原因ではないにしろ最悪流産や早産を助長する可能性だってゼロとは言えません。

自宅でのマッサージでも気を付けよう

引用:スキンケア大学  図版参照 (クリックすると拡大します。)

上述のようなリスクは、治療院での施術に限ったことではなく、自宅で自分自身やパートナーなどにマッサージをしてもらう場合でも言えることです。

例えば、お腹の張りがある時にはマッサージは控えて安静にするだとか、妊娠初期に少し足裏をマッサージしただけお腹が張るなどといった症状がある場合には助産師や医師に相談するようにしましょう。

また、足裏は第二の心臓と呼ばれるくらい多くのツボが密集している場所なので、しっかりと位置を確認してからツボを押すようにして下さい。

子宮の収縮を促すと言われているツボもありますので、間違ったツボを刺激しないように注意が必要です。

5.より効果的な方法でマッサージをしよう

マッサージをする準備や体調が整ったら早速始めていくのですが、決して無理をせず疲れたらすぐに休みましょう。

疲れはむくみを増強させますので、注意が必要です。

まず、前述したようにむくみは夕方にかけてでやすいので(生理的範囲内であれば)、夜入浴した後の血液循環が良くなっている状態で行うとより効果的でしょう。

その際、循環が良くなる足ツボを刺激しながらのマッサージやリンパの流れに沿ったマッサージを行うとさらに良いです。

また、好みのアロマオイルを用いてマッサージをするとリラックス効果も得られますので、より気持ちよくマッサージをすることができると思います。

入浴とマッサージ、オイルの香りの効果でリラックスできれば、質の良い睡眠が得られ、さらに疲れをとってむくみも解消できるという効果につながるので、布団やベッドの上でマッサージをするのもおすすめです。

妊娠は嬉しくて幸せな出来事ですが、実際には制限やトラブルも多く喜んでばかりもいられないのが現実です。

それでも、できる限り楽に、安全に出産まで至れるよう、しっかりとむくみの管理・対策を徹底していってもらいたいと思います。

【参考URL】

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