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逆子をお灸で治したい時に知っておくべきこと

1.逆子がお灸で治る?

逆子に対するお灸の効果

逆子(骨盤位)に対するお灸の効果を証明するために、実際に逆子で悩む妊娠中の方を対象にお灸を行い、お灸を行わなかったチームと比較するといったような研究が世界各国で行われています。

引用:松井はり灸院 図版参照

それらの結果として、お灸を行ったチームの方が逆子の治る確率が高いという事実が得られたことや実際にお灸をしていて逆子が治った妊婦さんの口コミ等から、お灸は逆子を治すための有効な1手段として普及しています。

お灸で治らない逆子もある

しかし、お灸で100%逆子や横位(赤ちゃんが母体の縦軸に対して横向きの姿勢)等が治るのかといえば、決してそうではありません。

ママの骨盤の形や大きさ、子宮筋腫の存在等から、赤ちゃんが正常に母体内で発育するために逆子になっている場合もあります。

また、母親と胎児とを繋ぐ胎盤の位置やへその緒の長さ等によっても、赤ちゃんが逆子という位置を取らざるを得ない場合だってあるのです。

ですから、お灸で確実に逆子が治るわけではないということ、また、やむを得ない逆子があるのだということを知っておきましょう。

その上で、少しでも逆子による帝王切開の可能性を減らして自然分娩で出産したいという方や、可能性があるなら試したいという方はお灸という方法を考慮してみてはいかがでしょうか。

2.いつからお灸を始めるといいの?

引用:オアシスはり灸治療院 図版参照

胎児が小さいうちはお母さんのお腹の中で自由に動き回っているので、あまり胎位(子宮内と胎児の位置の関係)を気にする必要はありません。

ただ、妊娠8ヶ月頃になってくると赤ちゃんの位置が定まってきはじめますので、この頃から逆子だと妊婦健診で指摘されるようになります。

私の場合は第1子が妊娠9ヶ月の中頃、第2子が妊娠9ヶ月の初めに逆子だと指摘され、助産師から妊婦体操をすすめられました。

妊娠9ヶ月中頃(34週)にもなってくると、赤ちゃんも大きくなって自由に回転できるスペースも減ってくるので、逆子が自然に治るということは徐々に難しくなっていきます。

そういった焦りもあって、第1子の妊娠時にはすぐにお灸を試したのですが、経済的な理由から1回のみ、その後逆子体操を頑張り、37週で頭位(赤ちゃんの頭が下の状態)となりました。

第2子の時には、とりあえず体操を頑張ってから考えようと思いお灸はしていません。

重力の関係から赤ちゃんが成長して頭が重くなると基本的には頭位になるのですから、時間の余裕があるならば、まずは病院から勧められる体操を試してから、それでも治らなければお灸という治療を選択するというのも1つの方法だと思います。

逆子から頭位に治すために妊婦がとった行動 引用:コンビタウン 図版参照

3.逆子をお灸で治すための方法

全ての逆子の原因が明確にわかっているわけではありませんが、お母さんの冷えが原因の1つとして考えられています。

そこで、お灸をすることによって冷えを解消し、お腹の血流を促進させることで、逆子を治そうという考え方が基本になっています。

引用:水天宮鍼灸院 図版参照 (クリックすると拡大します。)

お灸をする基本的なツボは「三陰交」と「至陰」でそれぞれ左右の足にあるため、計4か所となります。

「三陰交」は、くるぶしの内側から四横指分離れた位置にあるツボで子宮の血流促進や収縮に強力に働きかけるとされています。

また、「至陰」は足の小指の爪の横にあるツボで、こちらも冷えを軽減させて血流を促進する効果があると言われています。

これらのお灸の効果をさらに上げるために、治療院では足浴や半身浴等全身の血行を良くする行為の併用を勧められたり、体を冷やす食物を避けて体を温める食物を摂取することを勧められたりすることもあります。
【参考URL】

4.お灸を受ける時に注意したいこと

まず1つ目に注意しておきたいことは、必ず担当の医師や助産師にお灸を行ってもよいか確認してから行うということです。

ツボにお灸を据えることで、冷えを解消し子宮の血流を促進させる効果がありますので、前置胎盤や切迫早産等を指摘されている方は禁忌となることがあります。

そうでなくても、ママの既往症や妊娠中の合併症から、そもそも分娩方法が帝王切開で間違いないだろうということもありますし、リスク回避のため必ずお灸を受けても良い状態なのか確認しましょう。

次に注意しておきたいことは、どのくらいの頻度でいつまでするのかしっかりと相談して、納得した上でお灸を受けるということです。

逆子のお灸の場合、健康保険の適応とはなりませんので、たいてい全ての治療が自己負担となります。

針灸院で受ける場合、1回につき3000~5000円程度であることが多いのですが、週に1,2回を勧められるケースもあれば、毎日通うように勧められるケースもあるようです。

赤ちゃんが回転できるスペースがあるうちに逆子を治さなければならいなという焦りから、その時には通えるだけ通って、結局治らずに高額の自己負担だけが残ったという話だってあります。

逆子を100%治すことができるわけではありませんし、逆子が治っても分娩時のトラブルで緊急手術に至ることもあるわけですから、後悔しないような方法を選択するようにしましょう。

5.お灸は自分でもできる

ツボの場所を的確に把握することができれば、市販のお灸でも、逆子を治す効果が期待できます。

実際に、通院のお灸と組み合わせて、針灸院でお灸を購入して自宅でも行うといった方法をとっている所もあります。

自分で行う場合でも、やはりかかりつけ医に実施してもいいか確認をとることは守って下さい。

また、ツボの場所や方法が間違っていると効果が期待できませんので、1回は専門の治療院で指導してもらってから自分でするということをお勧めしたいと思います。

6.お灸で逆子が治れば、自分で分かるの?

逆子を治そうとお灸や体操をしている時に意外と困るのが、自分では逆子が治ったのか治っていないのかよく分からず、お灸や体操の止め時も分からないということでした。

胎動の位置で把握する方法もありますが、赤ちゃんは頭も手も、足も動くので、実際どこに何があるかなんてよく分かりません。

そんな時に私が唯一参考にしていたのが、赤ちゃんのしゃっくりです。これだと定期的な刺激がお腹に伝わってくるので、だいたいの頭の位置が分かります。

赤ちゃんがしゃっくりをしているなと思ったら、その場所の変化をぜひ追ってみて下さい。

それでも、やっぱり分からないという場合は、諦めずにかつ焦らずに逆子を治すアプローチを継続して頑張っていただきたいと思います。

引用:プレママタウン 図版参照

私自身、逆子で悩んだ経験から逆子での帝王切開を避けたいという気持ちは痛いほどわかります。

しかし、逆子が必ず治るという保証もありませんし、分娩中に胎児の肩や膝がひっかかって娩出されずに緊急帝王切開となることだってあり得ます。

そういった可能性を受け入れつつも、私と同じ悩みを抱える妊婦の皆さまが、できる限り充実した妊娠ライフを送り、望む出産に至れるように本記事が参考になれば幸いです。

【参考URL】

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